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スカイハイ ジグソー

プロレス好きだった りゅう坊一家。

その中でも、中学生だったりゅう坊がカッコいいと思ったレスラーの一人が
ミル・マスカラスだった。
メキシコ人で、その肉体の美しさと、リング内外での振る舞いが紳士的だったところが良かったなぁ。


ミル・マスカラス「千の顔を持つ男」
試合ごとに覆面マスクを変えることからこう呼ばれた。

そして、リングに上がるととともに、自分のマスクに手をかけ、外したと思ったら、試合用のマスクが現れるという演出があった。
入場時には試合用のマスクの上にプレゼント用のマスクを被っていたのだ。その外したマスクを観客席に投げ入れられ、会場は大喜びだった。


人気レスラーには入場ソングがあった。

彼の入場曲は ジグソーの「スカイ・ハイ」だ。


彼の技のひとつ、リングのコーナーポストから両腕を大きくひろげ、飛び立つように相手にプレスをかける、名前は忘れたけど、「フライングボディプレス」のような技がこの曲の題名にイメージがピッタリだった。

だが、そもそも映画のテーマソングだったこの「スカイ・ハイ」の歌詞を調べてみた。

歌詞の内容は「君に愛を捧げたのに、僕に嘘をつき、僕らの愛を空高く吹き飛ばした」と失恋を歌っている。(Wikipediaより抜粋)

そうか、スカイハイの意味は全然違っていたんだな。
空高く、希望に満ち溢れる前向きな曲だと思っていたけれど、
失恋の歌だったとは・・・

昭和の時代を彩ったレスラー ミル・マスカラスと、彼の人気に一役買った曲スカイ・ハイは りゅう坊の思い出の1ページに刻まれているのであった。


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