佐熊カズサ@三重県民

三重県民。主に映画とか小説とかゲームとかについて。何らかのきっかけで気が向けば東海地方…

佐熊カズサ@三重県民

三重県民。主に映画とか小説とかゲームとかについて。何らかのきっかけで気が向けば東海地方のこととかも発信するかも

最近の記事

映画メモ『インフル病みのペトロフ家』

情報タイトル:インフル病みのペトロフ家 監督:キリル・セレブレンニコフ 脚本:キリル・セレブレンニコフ 公開:2021年 制作:ロシア・フランス・スイス・ドイツ合作 主演:セミョーン・セルジン メモ走り書き 急にバスから下ろされて人を撃たされた。どういうこと? タバコ吸ってる男がもたれているガラス越しに見える店内で誰かが延々暴れてた。治安が悪い 図書館の職員が他人の借りている本についてあれこれ言うの、確かに嫌だよな 文学サークルで乱闘。社会の、特に不穏な空気は隅々に

    • 読書メモ『すばらしい新世界』

      読んだ本タイトル:すばらしい新世界 著者:オルダス・ハクスリー 訳者:大森望 読書メモエリート社会ののけ者、野人社会ののけ者、エリート社会で優秀すぎるが故ののけ者……様々な種類ののけ者が出てくる バーナードの気持ちわかるなぁ。私も周囲と違う思考哲学といつか体制に反抗してやろう、という考えで自分は大勢のうちの1人ではなく重要な1人だと思い込みたかったし、今も少し思っている 『1984年』における性に対する価値観とはずいぶん違う。真逆かもしれない レーニナたちは睡眠学習の

      • 映画メモ『ビバリウム』

        観た映画タイトル:ビバリウム 監督:ロルカン・フィネガン 脚本: ギャレット・シャンリー 公開(英など):2020年3月27日 主演: イモージェン・プーツ メモ冒頭の鳥のヒナは何を意味していたのだろう? ライムグリーンで統一された家は見る分にはきれいだが、暮らしたくはない 黒髪をぴっちり分けてシャツを1番上まで閉めたマーティンの風貌が最高に不気味で良い 「育てれば解放される」怖い文面だけど、リアルでもそんなもの? 男の子の甲高い声で叫んだり、上手にモノマネしたり…

        • 映画メモ『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』

          観た映画 タイトル:チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 監督:デヴィッド・コープ 脚本:エリック・アロンソン 公開(米):2015年1月23日 主演:ジョニー・デップ メモ2パターンの「ああ、そうだよ」。イントネーションだけで意味が変わっておもしろい コメディ映画と絵画の絡んだ犯罪の親和性。『モネゲーム』もおもしろかった。殺人ほどシリアスにならないのがいいのかも? アラステアとモーリスのコンビもっと観たいなあ。モーリスいい子そう 感想ザ・コメディ映画でした。ち

        映画メモ『インフル病みのペトロフ家』

          読書メモ『これが見納め』

          読んだ本タイトル:これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く 著者:ダグラス・アダムス マーク・カーワディン 訳者:安原和見 河出書房新社 読書メモカカポの生態がかなり奇妙。絶滅していないのが不思議でならない 毎度、空港のあたりでごたごたが起こっていて大変そう 絶滅したと思われていたコーヒーノキの一種が裏庭にあったエピソードはおもしろい。 やかましいヘリコプターの中での成り立っていない会話も秀逸。小説ならカットしている 写真のキャプションまでおもしろいのはさす

          読書メモ『これが見納め』