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パリ東大生一人旅🇫🇷 豪華絢爛、ベルサイユ宮殿【フランス】

こんにちは。

前回はパリから日帰りでモンサンミッシェルを観光。

今回はパリに戻って、ベルサイユ宮殿を巡っていきます。

歴史的にも、文化的にも非常に大きな意味を持つこのベルサイユ宮殿。

一体どんな世界が広がっているのだろうか。


朝ごはんのパンのクオリティ

まずは近所のパン屋で朝食をとることに。

店頭で並んでいるパンやスイーツは見た目も洗練されていて、見るだけで楽しめる。

注文したのはパン・オ・ショコラキッシュ

朝食のパン

ヨーロッパで定番のパン・オ・ショコラだが、やはりフランスで食べると別格。

横から見てもわかる通り、生地が美しく層状に織りなされていて、外側の生地のサクサク感と、内側のもちもち感のコントラスト、そしてチョコレートの風味が絶妙。

キッシュはパイ生地、タルト生地に卵と生クリーム、具材を載せてオーブンで焼き上げるフランス料理の一角。

中の卵クリームが濃厚クリーミー。ほんのり塩気を感じるチーズのような風味も感じられて美味。

フランスのパンのクオリティは流石なので、フランス旅行では基本的に朝ごはんに困ることはなさそう。


ベルサイユ宮殿へ

朝ごはんを食べたら、電車でベルサイユ宮殿までレッツゴー。

市内からは少し離れており、電車で1時間強ほどかかる。

ベルサイユ宮殿までの散歩道

最寄駅で降りて徒歩数分、ベルサイユ宮殿に到着。

外側からして品位のオーラを放っている。

英華発外とはこのことだろうか。

晴れていたらもっと綺麗に写っていたのだろうが、曇りでも貫禄十分。

オンラインで予約していたチケットで中に入場する。

芸術の都とも言われるフランスであるが、その中でもベルサイユ宮殿は別格。

床から壁、天井に至るまで、惜しむことなく芸術が表現されている。

四方八方から芸術に囲まれているこの空間は何とも異質。

芸術にそんな詳しくない僕でも、この異空間の中では芸術の世界に気を取られて夢中になってしまう。

美術館や博物館は、自分の視野を広げるために行く場所であるとよく聞くが、このベルサイユ宮殿では、四方八方に芸術が散りばめられているため、文字通り自分の視角が広がっていく気がする。

当時のルイ14世の凄まじい栄華が実感できて、非常に面白い空間だった。

唯一残念だったところは、あまりにも観光客が多すぎて観光しづらかったことくらい。(無論、宮殿には何の非も無いのだが)

それだけ人気のある観光地ということで仕方のないことかもしれないが。


迷路のような庭園

宮殿内の観光を終え、庭園へ移動。

ベルサイユ宮殿の庭園と言えばあまりにも有名すぎるが、実際にはどんな感じなのだろうか。

実際に歩いてみた感想としては、とにかく広い

この広さを何と表現したらいいのかはわからないが、庭園の全てを徒歩で全て見ようと思ったら、2時間くらいはかかるのではないだろうか。

上から見た幾何学的な構造は何とも美しい。

僕が訪れたのは2月だったが、季節が違えば彩り豊かな花が咲いていてさらに綺麗なんだと思う。

ベルサイユ庭園(イメージ)

次来る時は夏に訪れるようにしよう。


そば粉クレープ「ガレット」

ベルサイユ宮殿の観光を終え、パリ市内に帰還。

そのまま昼ごはんにすることに。

やってきたのはクレープ店Crêperie des Arts。

フランスの郷土料理の一つに、そば粉で作られたクレープ「ガレット」があるらしいので、早速それを注文。

中にハムとチーズ、中央に卵、そして上にレタスとトマトが乗せられたガレットが登場。

早速一口。

普通のクレープに比べて生地がモチっと感じられて食べ応えがある。

具材との相性もよく、伸びるチーズとほんのり塩気のするハム、そして新鮮な野菜が相まって絶品。

そこまで「そば」感はなく、普通におかずクレープとして全然いける。

折角なので、デザートのクレープも注文。

注文したのはバターと砂糖がまぶされただけのシンプルなクレープ。

ヨーロッパでは迂闊にデザートを頼むと、めちゃくちゃ大きいサイズだったり、甘さの閾値が日本の常識を超えていたりするので、今回は一番安いやつにした。

個人的には、これくらいの甘さの方が、生地本来の風味も感じられてちょうど良い。

なかなかに良い店だった。

ごちそうさまでした。


パリをぶらぶら観光

思ったより早くベルサイユ宮殿の観光が終わったので、午後はぶらぶらとパリ市内を観光。

まずは道中で偶然見かけたパリ市庁舎

パリ市庁舎

次いで、パリ三大美術館の一つ、ピカソ美術館

ピカソ美術館

そして、フランス革命で襲撃されたバスティーユ牢獄があった場所である、バスティーユ広場

バスティーユ広場

1日目に訪れた場所でもある、パンテオン。今回は、中に入って観光してみた。

パンテオン

パリ、それにしても観光名所が多すぎないだろうか😅。

モンサンミッシェルとベルサイユ宮殿は厳密ではパリではないにしろ、これでパリ3日目となるのに、まだまだ全然観光しきれていない。

パリは他の都市にも増して、どこを観光するかの取捨選択は重要になりそう。


大人気ステーキ店

夜ご飯にやってきたのは、パリで大人気のステーキ店、Le Relais de l'Entrecôte

開店時には長蛇の列が並んでいることがほとんどらしかったので、開店1時間前に到着して並ぶことに。

噂は正しく、1時間前にも関わらず既に7人も並んでいる人がいた。

開店時間頃には、もう最後尾がどこだかわからないほどに列が並んでいた。

雨にも関わらず凄まじい行列

1時間前に並んだことが幸いして、一巡目で店内に案内される。

メインメニューはステーキしかないので、注文を取ることはなく、肉の焼き加減のみを聞かれる。

当時レアのお肉を食べたい気分だったので、レアと答える。

まずは前菜のサラダ。全体的にさっぱりとした味わい。

これくらいのちょうど良いサイズのサラダがセットでついているのは本当にありがたい。

そして、四番バッターのレアステーキ。

ステーキ、フリッツ、ソースが並べられたわかりやすい一品。

ポテトは丁度いい細さ加減と塩味。

レアに焼き上げられたステーキは、柔らかさと肉の旨みを兼ね備えており、噛めば噛むほど味が出る。

確かに美味しいが、そこまで並ぶほどの美味しさなのかは少し疑問。

肉が4切れしかないのは結構寂しい。

と思っていたら、ここで店員がニコニコの笑顔と共にステーキとポテトを持って再登場した。

完食したと思い込んでいた皿の上にステーキとポテトが再度並べられる。

何と二巡目があったらしい。

完全に知らなかったので、器に突然ステーキを盛り付けられた時は驚いた。

このクオリティの肉を、これだけの量、この値段で食べられるのなら、確かにお得感はある。

そして、今度こそ食べ終わった後にデザートのメニューが持ってこられる。

このメニューもかなり種類が豊富。どれにするか迷ったが、チョコケーキを選択。

手前のケーキはもちろん、奥のフォンダン・オ・ショコラのようなケーキがめっちゃ美味しかった。

チョコの味がかなり濃厚で、クリーミーでしっとり柔らかい。

ファストフード感覚のステーキ店なのに、デザートのクオリティがここまで高いとは驚きである。

店員さんの接客もよく、かなり良い店だった。


こんな感じで、この日の観光は終了。

パリはヨーロッパの魅力が詰まりすぎていて、3日間以上滞在しているのに1日1日が非常に濃く感じられる。

それだけに人気すぎるが故に、観光しづらい面も多少なりともあるが、それを差し引いても観光しがいのある場所だ。

いよいよ明日がパリ最終日。

ルーヴル美術館や凱旋門など、今まで訪れていなかった場所を観光します。

乞うご期待。

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