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Island Trip ~離島が何も知らないぼくに教えてくれたこと~

「旅は離島を訪れるのが好き!」
「離島が好きな理由? それは島に行けば分かるよ。」
大学生でひょんなことから離島を訪れるのが好きな人になった。友達や職場の人から好きな理由を聞かれることがあるが、明確に好きな理由を話せたことはないし、理解されたことも正直ない笑

しかし、noteで「島旅」の投稿を見ると同じ気持ちになった人をよく見る。どうして、人は離島にハマるのか?離島の良さを今日は書いていく。あなたも2024年は離島へ遊びに行きたくなるかもよ?


離島が何も知らないぼくに教えてくれたこと

①なにもしない時間 〜島から出るまで非日常〜

「島に行って何をするの?」と友達から聞かれるとこう答える。
「なにもしない時間を楽しむために行く!」と。

どうしても旅行=消費型観光になる場合が多い。観光地を巡ったり写真を撮って思い出を作るのが旅行らしいが、離島にはその遊び方ができない場所がほとんどだ。離島を訪れるときぐらいはいつもとは違った生活がしたいよね。24時間営業のコンビニはないし、商店や飲食店も限られている。ましてや娯楽施設なんてない(ちなみに、パチンコ店は大きい島にはある)。

でも、それが良い。
島に来たら、海をボーッと眺めて波の音を静かに聞く。鳥の鳴き声がどこからと聞こえていつもとは違う世界に連れ去られていく。道路には野良猫が堂々と昼寝していていつもとは違う時間が流れているみたい。

そのぐらいの緩さが忙しい毎日にちょうど良いんだよね。

②「ぼくのなつやすみ」の世界が目の前にあった

小学4年のとき、友達の家で夢中になったゲームがある。プレイステーション2で発売された「ぼくのなつやすみ2」だ。物語は主人公ボクくんが田舎で夏休み31日間を自由に過ごす自由な構成。舞台はある小さな島できれいな海と自然豊かな山々で構成されている。正直、ゲームがやりたくて友達の家に通ったもんだ。いつかはこんな景色の場所に行きたいと想像していたんだろう。

時はすぎて丸10年
この景色の全てが離島に詰まっていた。

海では飛び込み台や岩場からジャンプして遊んで
山では森の中を自由自在に歩き回って
見ている世界がゲームをやりこんだあの日々と重なる。

離島を訪れることで昔を思い出したかのような気持ちになった。

③日々の日常に追われず、時間に任せて1日を楽しむ!

仕事をしていると予定を考えて行動することが多い。仕事は大変だし、時間配分を考えて動かないと終われないからだ。でも、離島にいる間だけは違う。「ぼくのなつやすみ2」と同じように夕食の時間だけが決まっているだけで後は自由時間なのだ。

海で潜って遊んでも良いし、日向ぼっこをしても良い。
昼になったら商店で弁当を買って食べ、眠くなったら昼寝をする。
おやつにアイスを食べて、風鈴の音を聞きながらボーッとする。
夕食が済んだらお風呂に入って、星空を飲みながらビールを飲む。

自由に予定を組んで楽しむのが離島の良いところ。
予定をギチギチに入れて楽しもうとするのが旅行の定番だが、旅とは究極に自由なのだと離島に来ると感じる。この緩い時間が最高に好きなんだよね。

やっぱり、旅は非日常を楽しむに限る!

次はどの離島に行く?

大学生から始めた離島への旅。気付けば19島を訪れました!

北海道:礼文島、利尻島
関 東:伊豆大島、式根島、神津島、八丈島、父島、母島、初島、猿島
鹿児島:奄美大島、加計呂麻島、与論島
沖 縄:石垣島、竹富島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島

本当は新しい島にも行きたいし、気になる島の情報や島好きから何度も聞きますが・・・
(五島列島や北大東島・南大東島、御蔵島や青ヶ島も行ってみたい…!)

今年はどこかの島へ帰りたいと!
きっと、2024年のどこかで訪れるのでタイミングが合う方は一緒に行きましょう!島らしいゆったりとした時間を過ごして非日常を楽しんでください。

では、今日はこの辺で。

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