ウェルビーイングに最適な離島まとめました
2017年7月13日 23時00分
ぼくは東京の気だるい暑さから抜け出すために島へ旅に出た。
こんにちは。ばりゅーです。
ぼくは大学1年生からTABIPPO学生スタッフとして活動することで旅の魅力に圧倒された。世界は広く、日本みたいな島国でも場所によって文化や気候、そこに住む人でさえ十人十色であることを。大学2年生で月金が全休だったぼくは島へ旅するようになった。旅の理由はなにもない。東京の蒸し暑くジメジメとした環境に嫌気が指したから。
最初は「島なんて、不便でなにもすることないじゃないか!」とボヤいていたが、島時間に流されるまま過ごす非日常は東京では味わえない贅沢な時間が流れていた。それから、大型連休や長期休みには島へ旅に出た。大学の友達や職場の同僚さえ「次はどの島に行くの?」と聞かれる始末。その度に、「あ〜っ、今回は〇〇島に行って来ました!」と話すぼくも不思議なんだろうけど。
最近、ぼくが島へ旅をするスタイルがウェルビーングと表現できるのでは?と気付いた。島ではなにもしてないし、時間に流されるままに1日を楽しむだけだけど。仕事などで忙しく、心を休める時間も気軽に取れない現代で島は強制的に不便さをぼくらに与えてくれる。
ぼくも島を旅してなかったら、今までどう休んでいたんだろう。
同僚や友達と飲みに行っては、仕事や上司の愚痴を吐く嫌なやつだったかもね。
今日はぼくが思い出に残る離島を紹介しよう。
きっと、あなたも非日常の時間だけが味わえるはずだから。
心も休まる。とっておきの“離島”シリーズ
●式根島 〜東京都・新島村〜
「うわぁ! 『ぼくのなつやすみ』の世界観だ!」
大学2年生。7月の3連休に東京の蒸し暑さから抜け出すために式根島にやって来た。式根島は小さな島でコンビニはおろか、小さな商店と数軒の飲食店しかない“なにもない”島だった。しかも、最悪なことに大切なスマホを海水で水没させる始末。
しかし、水没事件後から海で遊んで、疲れて昼寝をし、腹が減って商店で飯を買って、星空を見ながらビールを飲む時間は都会では絶対に味わえない贅沢だった。不便の中に最高の自由が隠れていると気付かせてくれた。
●礼文島 〜北海道・礼文町〜
「行ってらっしゃい!」「またこいよ!」
ネット上では「テンションが高い人たちが集まるやばい宿…?」と怪しまれている桃岩荘(ももいわそう)ユースホステルがぼくのお気に入り。確かに、宿にいるヘルパーはテンションが高いし、お客さんもめっちゃ元気でゆったりする時間は少ないかもしれない。
しかし、桃岩荘を出て香深(かふか)港で盛大に見送りをされるとまた帰りたくなる。「行ってらっしゃい!」「またこいよ!」と船が見えなくなるまで手を振り続ける姿に涙を流す人もいるほど。人懐っこい人たちばかりが集まる桃岩荘に一度はあなたも訪れて欲しい。
●波照間島 〜沖縄県・竹富町〜
「また、この場所で待ってるよ!」
日本最南端の島・波照間(はてるま)島
船の就航率が50%台の月もある波照間島には日本一きれいなニシ浜が待っている。ニシ浜をぼーっと見ているだけで心が洗われる。
観光地化されていないので観光スポットは少ないけど、離島の雰囲気は120%楽しめる!集落内にある居酒屋に入れば、トウキビ狩りに励む島民や出稼ぎの人たちと楽しい夜が待っている。日本の端っこから非日常を楽しんでみよう。
●小笠原諸島 〜東京都・小笠原村〜
「“さようなら”は言わない。またどこかで“ただいま”で会おう」
日本から一番遠い東京都・小笠原諸島
定期船「おがさわら丸」に乗ること24時間。まるで海外に行くような旅を楽しめる小笠原では、同じ船に乗ったお客さん同士ですごく仲良くなる。
ボニンブルーの青い海はもう最高。イルカとのドルフィンスイムや満点の星空を楽しめば仕事の悩みもちっぽけなことに感じてしまう。そして、小笠原名物「お見送り」は涙なしでは見られない。内地まで帰る6日間を存分に楽しもう。
●与論島 〜鹿児島県・与論町〜
「ここは、大切な人とまた訪れたい」
沖縄県に一番近い鹿児島県・与論町
与論島に気まぐれで登場する百合ヶ浜はきれいで一度は見て欲しい!
それと同じぐらい、与論島の海がきれいで青い海が眩しく映る。時期によって、ウミガメが産卵シーズンで集まる光景も見もの。この景色を見ながらぼくは一人で「この景色は大切な人を連れて見に来よう!」と心に誓うのでした。
ぼくが与論島に行く日が来れば、その暗示かもしれません。
次の週末、あなたはどこで旅に出る?
忙しい毎日、残業つづきの月末、死に物狂いの年度末。
あなたは休める時間を作れているか?
忙しすぎると冷静な判断が出来なくなると聞く。あなたも頑張りすぎない程度に休む時間を取ってほしい。離島は東京から向かうには少し遠すぎるかもしれない。でも、あなた自身の心の回復にぴったりな場所ばかりだ。
きっと、良い気づきを与えてくれるよ。
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