【小説】天国へのmail address第三章・勇気の意味
朝デート
「優君おはよう!」ラジオ体操が終わるのを待って橘は優輔に声を掛けた。
「おはよう! 龍馬さん」
「昨日、優君が言っていた学校の事、新聞に載っていたね。優君は何年生なの?」
「僕、僕も四年生」
「そうか、亡くなったのはお友達?」
「龍馬さんごめん、その事は言っては駄目とパパとママに言われてる。」
「そうか、そうだね、龍馬さんが悪かったね。もう聞かないよ。でもね、優君がもしも学校で辛い状況になってパパやママにも相談出来ない時は龍馬さんに言ってね。龍馬さんは優君の友達だか