圧倒的注目!NFTファッション!

WWDで【「アンリアレイジ」のNFT作品11点が5000万円で落札 パリコレで発表】という記事が掲載された。


これは鳴門美術館がアンリアレイジの2022年春夏パリコレクションで発表されたNFTを5,000万円で購入することが決まったというものだった。まだ一般的とは言えないがNFTは徐々に世間に認識が広がりつつある。アートは観て鑑賞することに価値があるものなのでデジタル上にしかないNFTとも相性が良いのは理解できる。ファッション・アパレルとNFTはどうなのだろうか。アパレルはただ所有するだけではなく本来着ることに意味があるものだが、(今回の鳴門美術館の購入目的は展示・公開することであるため着用できなくとも問題はないのだが。)
NFTのアパレルはもちろん着ることはできない。(データ上で自分の姿に重ねることで着ているように見せることはできるが。)現在NFTファッションは見せる場が少なく所有していることに意味があるという状態のように思える。これはスニーカーマニアのスニーカー収集の感覚に近いようにも思える。筆者自身スニーカーが好きであるため身に着けることができなくとも欲しい気持ちは理解できる。

しかし、NFTに対してスニーカーは実物に触れ干渉することができる「リアル」なのだ。
書きながらもここで1つ思ったことは「リアル」であるとはどういうことなのか。(自分で書いておきながらわからないのもおかしいが。)スニーカーは実物が存在しているので実物が「リアル」である。スニーカーの画像はスニーカーとしては「リアル」ではない。一方でNFTはデジタルが前提であるためデジタルでも「リアル」なのではないか。そうだとするとつまり、デジタル上のものでも現代では「リアル」な存在として扱われるようになっているということだ。そうであれば今後はデジタル上で存在していることの価値がどんどん高まっていくことになるのも十分考えられる。実際、一昔前は多くの人が抵抗があったゲームのアプリ内課金も今はずいぶんハードル下がったようにデジタルは受け入れられてきた。そういったようにデジタル上で着飾るNFTファッションも一般化するのか。


デジタル上で着飾るといえば「あつまれどうぶつの森」でもキャラクターのコスチュームを変えることができ、それらはマークジェイコブスやヴァレンティノなどといったラグジュアリーブランドからも配信されている。販売促進というのもあるだろうがゲーム内でブランドの服を着るというのは今までは考えられなかったがそれだけブランド側も注目しているということだ。ただ、これらは配信されているものであって販売されているものではなく誰もが手に入れられ、あくまでもキャラクターが身に着けているのであって自分が着ているという感覚は薄いのではないか。何よりNFTの特徴でもある自分だけのもの、唯一という感覚が全くない。ここが大きな違いだ。もしNFTファッションに身を包みデジタル上で人と会うのが将来一般的になったとしても、同じ服装が何人もいれば正直萎えるだろう。NFTは誰もが手に入れられるものではない、そこが価値を高めている。だからこそNFTファッションの一般化は難しいのではないか。これからNFTファッションがどうなるのか楽しみだ。


あとがき

今回はNFTとファッションについて書いてみました。正直NFTってどんなものなのかハッキリとはわかってなくて色々間違って書いていたらすみません。「リアル」について書いてるときは自分でも書きながら「これは何を書きたいんだ?」となりそうでした。もうほぼなってました。今思えば【デジタルでも「リアル」】という文は「NFTデジタル前提だけどファッションアイテムとしてリアルじゃないだろ」って感じなんですけど・・・

「でもNFTファッションはこれまでのファッションの概念を覆すような新たな境地なのでその理屈は通用しない」ともいえそうだし・・・

全部屁理屈ですね笑

でもNFTとファッションってかなり面白い気がしてとりあえずは書いてみました。

ありがとうございました!

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