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初めての新卒としてUMITRONに入社することを決めた理由と1ヶ月働いてみた感想

今月に初めての新卒としてUMITRON(ウミトロン)に入社しました。UMITRONは持続可能な水産養殖を地球に実装しようと事業を展開しているスタートアップです。

周囲の人によく聞かれることもあり、せっかくなのでその経緯と1ヶ月働いてみた感想を共有したいと思います。就職活動をしている大学生や転職を考えている方などの参考になれれば幸いです。

まず簡単に自己紹介をします。

静岡で生まれ、幼少期の大部分をアメリカで過ごし、大学から東京に進出。学部時代は海岸侵食、大学院時代はリモートセンシングの農業への応用に関して研究。在学中に学内のプロジェクトやアルバイトで開発を経験。今月からソフトウェアエンジニアとしてUMITRONに入社。

1. 就職活動と入社の経緯

大学の学部時代の4年間は就職についてほとんど何も考えずに過ごしていました。当時入っていたアメフトサークルの活動とアルバイトと授業をローテーションするような生活でした。学科の90%以上が大学院に進む環境だったこともあり、自分も例に漏れずとりあえず院を出ておこう程度の考えで大学院に進学しました。

大学院になるとアメフトサークルの活動が終わりました。時間ができたので学部時代から興味はあったものの手が出せていなかったプログラミングに手を出し始め、ものを自分の手で作っていく感覚にハマっていきました。また当時共通の興味を持つ友人に恵まれたこともあり、一緒に作りたいものを作ってみたり、エンジニアのアルバイトをする中でこれを仕事にしていきたいなーとぼんやり思うようになっていきました。

もう一つ興味があったものは、「自然」です。原体験はあるのかとか聞かれると思い当たる事はいくつかあるのですが(幼少期にアメリカの農業地帯で過ごしていたり祖父母が農家だったり)、昔からなんとなく山とか川とか海とか自然が好きで興味を持っているような人間でした。それもあり学部時代の研究は海岸侵食という砂浜が徐々に削れてしまう現象について研究をするために砂浜をショベルカーで掘った地層を分析するようなことをしたり、大学院ではアメリカの大規模農場でドローンを飛ばしてとったデータを分析したりしていました。

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そんなこともあり就活を始める前にはなんとなくこの自然とエンジニアリングを組み合わせたような仕事がしたいなーとぼんやり考えていました。就活となると自己分析を通して自分がやりたいことを探していくことが多いと思うのですが、自分はその頃にはなんとなくやりたい方向が固まっていたのが違いとしてあるかもしれません。

とはいえそのような企業は普通に就活していても見つける事はできませんでした。ITならIT系、水産なら水産系という風に窓口が決まっていたり、さらにその中でも採用はビジネス職と技術職に分かれていたり(自分は生意気にも両方やりたいと思っていた)、色々な説明会やインターンに参加してみても自分がここだと思えるような場所はなかなか見つけられずにいました。

そんな時期にたまたまTech Crunchが主催するCTO Nightというイベントに参加させていただく機会がありました。

元々は就職活動とは関係なく、CTOの考えていることやいろいろな事業に対する個人的な興味があって学生という身分ながら潜り込んで参加していたのですが、そのイベントで偶然UMITRONも登壇していてプレゼンを聞いたのが最初の出会いになりました。プレゼンを聞きながら、自分がやりたいととまさにマッチしていて、面白い!やってみたい!と感じたのを覚えています。ホームページを見ると明らかに中途をターゲットしていそうな募集要項でしたが、ダメ元で応募してみたら面談の機会をとっていただけることとなり、2ヶ月のインターン期間を経て内定を貰え、入社を決めました。

2. 1ヶ月働いた感想

入社してから一ヶ月働いてみて感じたことをいくつかまとめます。

新しいことにどんどん取り組める環境

まだ30人くらいの規模なこともあり、一人一人の担当範囲が広いのでいろいろなことを経験する機会があります。自分の場合インターン期間も含めるとweb、IoTデバイス、iOSアプリ、機械学習を含めた解析などいろいろな部分を担当する機会が既にあり、新しいことを勉強するのが好きな人にはとても合っていると感じています。業界的にもまだまだやれることがたくさんあり、日々やりたいことがどんどん出てくるので充実していると感じています。

現場との距離感の近さ

最近はコロナの影響で減ってはいるものの、エンジニアを含め出張がすごく多いと思います。出張があると実際に自分たちが作ったものが使われている様子を感じることができという意味でモチベーションにもつながりやすいと感じています。

社員全員が同じビジョンを共有している

これはインターンしていた時から既に強く感じていたことですが、全員がビジョンに強く共感していて同じ方向を向いているなと感じています。例えばエンジニアリング的には難しいけどユーザーからしたらこっちの方がいいよねといった場面で妥協をしない部分や本当に価値があるものを作っていくという姿勢は、当たり前かもしれないけどすごく大事だなと感じています。そういう意味ですごく仕事をしやすい環境だと思うし、何よりそんな人たちと仕事をしていくのはすごく楽しいと感じています。

3. まとめ

最初の新卒として入ることに対して若干不安などもあったのですが、最初の1ヶ月で結構いろいろなことをやったなと思えるような、いい意味で新卒扱いされない環境で個人的にはとても良かったなと思っています。
ソフトウェアエンジニアとして水産養殖の分野に少しでも貢献できるよう頑張ります!

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