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スタートアップでうまくいかなくなった時、どの様にカムバックしたか【1年の振り返り】

初めまして、キャディ株式会社の三輪と申します。
今回は、キャディに入社してちょうど1年(2020年12月入社)経ったので、
改めて、振り返り+最近月に月20人前後ほどコンスタントに新メンバーが入社していただけるこの環境にて、もし今自分が入社するならどんなnoteが読みたかったかなーなどとふんわり思い、書かせていただきます。
ぶっちゃけますと、結構ネガティブなことも書きますので、どうぞよろしくお願いします。(Advent Calenderなのに申し訳ない)

この記事はCADDi Advent Calendar 2021の6日目にエントリーしています。


どんな方に読んでいただきたいか

【このまま働いていて安泰が見えるが、挑戦してみたい気持ちがある】

プラス

【スタートアップにて仕事を始めてうまくいくかどうか不安】
【うまくいかなくなったときどうなるか不安】

という方にこそ、このnoteを読んでいただきたいと思います。
なぜなら、このnoteは
私が1年間の中でとてもうまくいかなかったことを告白するnoteであり、
なぜそうなったか、なにをすればよかったか、今はどうしているか
をお話しする内容になります。

【初めまして】 自己紹介します

さて、うまくいかなかった事を話す前に、その前の状態について話さねばならないですね。(ここから一気に砕けた言葉遣いをさせてください)

新卒時代、株式会社キーエンスに入社し、最初は営業配属で2次元カメラ・3次元カメラの営業をしていました。
正直に言いますとあまり営業ができるタイプでなく、かなり苦戦の時代を過ごします。

そこで私は、自分が同期と比べても営業ができるタイプではないと考え、
扱っていたカメラのプログラミングの技術スキルをあげることによって、
何か突破口にならないかを模索始めます。

結果的に上司にも恵まれ、新設されたコンサルティングエンジニアという技術的にお客様と社内をサポートできる本社の新部署に配属しました。
ここでは、自分のスキルとWILL(お客様・社内の仲間のサポート)が合致し、メンバーにも恵まれ、3次元カメラの市場をかなり大きくすることができました。

最高の時でした。

キャディとの出会い

そんな順風満帆な中【キャディ】にどう出会ったか。
実は、最初は高校の友人が経営しているmantra株式会社に入りたいとあったのですが、断られます(笑)(エンジニアのみを募集していた時期)

そこで友人に指摘された
【べね(三輪のあだ名)は今、満足していないし、たぶんこれからも満足しないからこっちに来たいんだよ】
。。。なるほど、たしかにその通り。
何かもっとカッコいい言い回しの言葉ではなく、雑談で出てきた言葉だったためよりストンと腹落ちした瞬間でした。
(ちなみに、あまりにも雑談すぎたせいか、友人はこんなこと言ったことをすっぱり忘れていました)

そして、そのまま勇志郎さんと大学の同級生であった友人にキャディを紹介され、色々な事があり、最終的には12月1日に入社しました。
(最終面接2日前に辞退したが、勇志郎さんとどうしても話をしたく、時間もらったりといろいろいろいろありました、、、詳しく聞きたい方は、私にMeety申しこんでください。10分くらい軽く話せれば最高ですね)

キャディ入社~動けなくなるまで

そんな順風満帆だった状態から、入ったキャディ
これがもう、うまくいかないうまくいかない。。。

私が入社した頃は月の入社人数が0人~3人の時期で、
今はかなり整っている研修コンテンツなどがもう皆無な時代です。

知識のキャッチアップと並行して行わなければいけない複雑な実務
山のように出てくるイレギュラーな事象
それに対して、自分が出しているアウトプット(成果)の少なさ

どれだけ、大企業のシステム・仕組に助けられていたことを実感しました。

入社半年の6月の中旬ごろから、頭痛が続き始め、
8月頭にキーボードが打てなくなり、1週間休みを取りました。

【もっと活躍している未来を夢見てたんだけどな、、、】
ちょうど30歳になった日に思いました。

何が原因だったのか、どうしたか

後からふりかえると、
- 何が今問題となっているかの冷静に判断するのが苦手
- 不確実な事象に対する不安を大きく感じすぎていた
といういたってシンプルな理由で、自分で自分を追い詰めていたことが原因でした。

ただ、この原因に行き当たるまで、
ちょうど頭痛がし始めていてから
社内のありとあらゆる人に相談してみていました。

いい本を紹介してくれる人がいました。
いいキャンプ場を紹介してくれる人がいました。
コンディションを整えるためのいい走り方を教えてくれる人がいました。
都内でデータ的に1番いいサウナを教えてくれる人がいました。

日記を振り返ると26人いました。
全部やってみました。

最終的にどうしたか

どうも自分は、【今】をちゃんと見れていないらしいぞ、、、

突然ものすごい雑にまとめましたが
本当に上のような思考になっていました。

新入社員の時に言われた
【目の前のこと、お客さんのことをどれだけ自分事化できるか】
ずっと守ってきた自分のポリシーでした。
これを悪い形で鵜呑みにしていたため起こった事象でした。

少し1歩引いて俯瞰してみる
未来や過去の憶測を過大にとらえるのでなく、
今、目の前の事象のみをしっかり見る

とても大事なことに気づいた時でした。
(この件についてアドバイスくれたのは下記のようなnoteを書いているCADDi社員です)


今どうしているか

今はパートナーさんとの図面すり合わせ、発注系、生産管理周り、品質も少しと多岐にわたることをやっている部署で働いています。
まぁ、びっくりするくらいイレギュラーが多い!w

ただ、楽しくやっています。
気づいたら、視野も広くなっており、
自分以外のことにも目配りできている感覚があり
30歳にもなって恥ずかしいが
【自分成長しているな、今、、】
とか思っています。

追記: 12月4日にキャディ内でのカルチャー表彰で、全社員No.1【一丸】をいただいた。1番好きなカルチャーでとても嬉しい

妻の記念日だったので当日参加できず
後で、社内でもらう

読んでいただいた方に伝えたいこと

私の場合ですが、
自分が原因でダメになることっていうのが世の中には
たくさんあると思います。

今回、人生で初めて仕事で動けなくなりましたが、
要因は全て自分でした。
しかも自分はよかれと思っていたことに自分で首を絞められた形です。

【スタートアップ・ベンチャーに入るときに気を付けること】
という話はたくさんあると思いますが、
現実問題、なかなか気づけない+気を付けれないものばかりです。

なので、
【どれだけ助けてもらえる人が周りにいるか】
【どれだけ助けてもらえる人になれるか】
ってのがかなり大事な要素だなと感じました。

Q. 今、安泰な生活を送れるなら戻るか?
以前、内定者の方に聞かれました。
実は、少し悩んだので(おいw)
丸の内のお洒落なオフィス街を散歩に行き、
大企業でバリバリ働いている自分を想像してみました

A. たぶん、満足できなくて遅かれ早かれキャディに戻ってくると思う
結果、全く想像できませんでした笑
たとえ、どんな経験をしてもこのメンバーで働いている今の職場を
変えれるイメージが自分にわきませんでした。

今私は、逆に私と同じようになってしまいそうな人、
なってしまった人が自信を取り戻せるような
【助けれる人】になろうと頑張っています。

倒れる時は意外と一人で倒れます。
でも、立ち上がるのは一人ではかなり厳しいです。

みんなで立ち上がれる会社の一員であり続けたいと思います。

長々とここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

P.s.
助け合いはお互いのポテンシャルを信じあえるカルチャーから生まれると個人的には思っています。
興味があれば上のカルチャーブック是非ご覧ください。

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