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5/6「地元の友達と飲んできた」

最近友情運の上昇を感じる。具体的に何が変わったかというと、時々自分から友達を誘える様になった。今まではあまりそういうことはなかった。かなり重要な変化かもしれない。

地元のグループで集まる予定があったのだが、メンバーが足りなくて無しになった。そこで、そのメンバーのうちの一人を、集まる予定があった翌日の夜に誘ってみた。

二つ返事でオーケーが来た。嬉しい。そこそこの仕事を成し遂げた気分になる。そこから他の友達にも当たり、広がっていき、結局4人来ることになった。


時間と待ち合わせ場所を決め、グループラインで送ったのだが、誰からも返信がこない。何か俺が気持ち悪いことでもしているのだろうか。不安になるが、特に思い当たらない。

直前になって、全員が遅れてくることが判明した。なんだか腹が立った。適当な奴らだと思った。もしかしたら俺におかしなところがあるのかもしれないが、どうにも思い当たらない。

まあ散歩と読書は今の仕事みたいなものなので、歩いていき、待ち合わせ場所でひたすら本を読んで待った。2,30分ぐらい待っただろうか、やっと一人が来た。

店は予約していなかったが、俺の地元には飲める店もそう何件もないので、すぐに決まり、二人でそこに入った。


そいつとサシで飲むのは初めてだったが、そんな気まずくもなかった。なんだか間があった。彼は、バイタリティがあるというのだろうか、相手に合わせて柔軟に、うまく会話できる奴なので、その恩恵だと思う。

仕事の話になり、俺は前と変わらずフリーターで特に話すこともないので、彼の仕事の話の聞き手に回った。

彼は介護の仕事をしていた。結構大きな施設で働いている様で、賃金もそれなりに高いみたいだ。有給も自由に使える様で、待遇は結構いい方なのかもしれない。

肉体的なしんどさはあるが、精神的なしんどさや人間関係の悩みはそれほど大きくないと言っていた。環境がいいのか、彼の性格がいいのかは判断がつかない。


しばらくして、もう二人も合流した。一人はクラブのDJをやっている友達で、もう一人が、前日の夜にそのクラブに遊びに行っていたらしい。

それに俺が誘われなかったことが、結構悲しかった。こっちは誘ってるのに、あっちは誘ってくれなかったのだ…。でもそんな雰囲気を醸し出しても気まずくなるだけに思えたので、聞き流した。

ナンパやお持ち帰りであったのだろうか、と思って聞いてみたが、案外それはなかった様だ。彼らもそこまで遊び人というわけでもない。何気に根は真面目なのだと思う。

それと、今気付いたが、女絡みの話は訊いておいて、友達のDJのことについては何も訊かなかった。自分の興味の傾倒がここに表れているような気がする。

女の話はその後も長く続いた。彼女のことに、相席屋のこと、合コンのことなど、みんなそれぞれ話のネタを持っていて、自分だけ特になかったので、少し不安になった。やっぱり飲みの場で女の話は鉄板だと思う。


そこから、ゲーセンを経由して、ファミレスに移った。字数が残り少ないので省略するが、23歳にもなって、幼馴染四人で行くゲーセンもなかなか楽しめた。

ファミレスでは、子供向けのメニューの表紙にある間違い探しをやった。一番影響力がある友達が、過去にやったことがあり、俺たちにもやってほしい、ということで始まった。

9/10は見つけられたが、最後の一つがどうしても見つからなくて、答えを教えてもらった。


女の話に、ゲーセンに、間違い探しに、思い返してみれば、中学生の頃と大差ない遊び方をしたな、と思う。

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