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60歳からの人生はもっともっと楽しくなる

年を取ることを恐れている人によく出会います。そんな人は、「若い時は良かった」と必ず言います。言い換えれば、現在が人生最高の生き方になっていないということです。

本当は「今が人生で一番楽しい」という生き方が理想です。


「体は衰えるし、できないことは増えるし、年取って良いことなんてひとつもないわよ。」と言われる人に会うと、「悲しい生き方をされてきたんだな」と私は思います。

年取ったからこそ楽しめること、感じることがあるはずです。


60歳を過ぎると、衰えることがさらに増えます。記憶力、行動力、すべてにおいてできないことが増えるわけですから、いつまでも若い時と比べて「ない物ねだり」していては、この先の人生、死を待つだけの悲しい人生になってしまいます。


年を取るのは怖いことじゃない。60歳からの人生はもっともっと楽しくなる


これは、脳科学者の黒川伊保子さんの言葉です。

40歳が近づくと、どなたも物忘れが始まるはず。『とっさに通電しない回路』が増えることによる副作用で、これは老化ではなくて進化です。そして、50代になると、直感で正解が出せるようになり、人生がラクになります。そして、いよいよ脳が成熟にいたる60代は、これまで感じたことがないような、真理をつかむ領域に入ってきます」

60代以降の人生をより楽しむために重要なのは、「正しい人やすてきな人だと思われようとしないこと」と黒川さんは言います。これは他の先生もよく言われていますよね。「他人から良い人だと思われようとしなくていい」ということです。

しかし子供の頃から「人に迷惑をかけてはいけません」とだいたいの人は教わって大きくなりました。迷惑をかけないことと、良い人はまったく違うのに、どこでその思い間違いをしてしまったのでしょうね?


日々心がけたいのが「感動すること」


自分なりの感性を、ますます楽しむことができる60代。その感性を最大限楽しむために、日々心がけたいのが「感動すること」です。

あなたは毎日どんな感動していますか? 黒川さんは、「ささいなことにも、喜びや驚きを見出せるようになる、60代以降の人生」と言われています。さあ、これってどうですか?

むしろ年取って、感動することなく、新しいことに気付くこともなく、心躍ることなんてひとつもないって人、多いんじゃないでしょうか? だとしたら、黒川さんが言われていることと矛盾していませんか?

真相は本を読めば分かるかもしれません。

60歳のトリセツ (扶桑社)/黒川 伊保子 (著)

トリセツと言えば、これだね。西野カナ「トリセツ」。名曲だよ。


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