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数人の高齢者に尋ねてみました。

「認知症にならないために、具体的にやっていることは何かありますか?」

残念ながら明確な答えは一人も返って来なかったです。これが現実だと思います。誰もが認知症になりたくありません。なのにとくに何もしていないのが現実のようです。

①予防策の知識がないこと
②知っていても実行していないこと

おそらくこの二つではないかと考えます。

認知症予備軍の人に言うべきか?


私の整体院に来られる人で、認知症が進んでいるのではないかと思われる高齢者が数人おられます。予約の時間を間違えたり、忘れたり。いつもは電話なんてしてこないのに、「今日は何時だった?」と、確認の電話をかけて来た人もいます。手元の予約表を見れば書いてあるし、なによりその人はいつも午後2時のご予約です。なのに、忘れているんです。認知症の一つに「忘れっぽくなる」というのがありますが、それを感じます。

また、同じ話を繰り返しされる人もいます。料金の支払いに手間取ったり、回数券を持っているのに、財布からお金を出して払おうとしたり・・・。

本人を目の前にして「認知症では?」と言っていいのかどうか迷います。私は見分けるプロではないので、ハッキリとも分からないです。予備軍であることは間違いないと思うのです。

ご家族様には話したことはあります。やはりちょっと言っておいた方が良いかと思ったのです。ご家族様も「分かってます」と言われるだけで、あまり深刻に受け止めている様子ではなかったです。どうしてなのでしょう?

認知症は、本人に自覚があるか、ないか?
家族に自覚があるか、ないか?

この「ある、なし」で、その先の対応がずいぶん変わっていく気がします。

認知症を正しく怖がってない


誰もが認知症になりたくないと思いながら、何も対策をしていないし、家族も真剣に捉えようとしていません。とても不思議です。

認知症を正しく怖がってないと、私は感じます。なのに、保険には加入するんですよね。テレビで頻繁に「85歳まで加入できます」とCMやっている保険に、82歳の人が加入したそうです。保険に入っても、認知症の予防にはなりません。

もしものことを考えて○○する。この○○に何を入れるか、これは一人ひとりの自覚で変わることでしょう。あなたは具体的に何をしていますか? ○○をしているとハッキリ答えることができますか?

私は、ストレッチをして運動をして、栄養を摂って、よく寝て、ストレスを溜めないようにしています。認知症になりたくないですから。

今日3月11日は、東日本大震災から12年です。あなたは震災から命を守るために、どんな〇〇をしていますか? 病気も震災も、知識が必要だし、実行が伴わなければ叶うことはありません。あなたには何ができますか?

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。