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卒業論文から感じること

大学4年生が一番勉強している気がする。

僕が中学、高校の頃。テスト1週間前になると部活が休みになり、授業も午前中だけだったりして、午後がすっぽり休みになっていた。その時は大体学校に残って友達とずっと勉強したり喋ったりの繰り返しだった。

そして前日に詰め込みまくる。
一番定着のしない勉強方法をやり続けていた。その結果、大学はE判定。

定期テストは前日詰め込みまくってそこそこの点は取れてて選抜クラスに入れていたので、キャプテンとか諸々学校生活頑張って大学は推薦でなんとか入学することができたが、学力は本当にみるみる下がる一方。センター試験は酷すぎて、先生に怒られた。

これは大学でも変わらない。
僕は大学ではサークル、部活動に入っていない。
だからテスト前なんて勉強する暇はたくさんあった。バイトもその時は休みを入れている。しかし、前日付け焼き刃のような勉強法だった。

大学4年になって定着した知識ってどれくらいあるのだろう。
薄ら覚えぐらいの知識が山ほど。ダメダメな大学生である。

卒業論文は甘くない

僕たちの学部は僕たちの代で2期生である。
つまり先輩たちが初めてこの学部の卒業論文を経験する。

聞いてみると、2日間徹夜をしたそうだ。

なんてこった。
大学4年生なんて、とるべき授業がなくなって、最後の1年、学生時代最後はたくさん遊べるものかと。。。。

そんなこと考えて、やだなーとか思ってたらもう自分たちが卒業論文を書く時期が来てしまったではないか。

さて、テーマを決めよう。
ヤバイ、ちゃんと勉強してこなかったせいで、あまり興味を持てる分野が絞れない。どうしよう何しよう。

先生と面談をする。自分でしっくり来てないテーマを投げる。
先生もしっくりこず、「本当に続けられるの?」「それ意味ある?」みたいなことになって、毎週のようにコロコロ変えたテーマを先生に投げ、先生を困惑させていた。

でも僕には大学生活で頑張ってたというか趣味を見つけた。
「動画編集」である。
パソコンを触るのが好きで、クリエイティブなことをするのが好きだから、ちょっとやってみたかった動画編集を初めて、今も楽しく続けることができている。

「動画」をテーマにしたら?と先生が投げかけてくれてやっとのこさテーマの軸が決まった。

1つなんか挑戦してみる

意外と俺の大学生活、チャレンジしてたかもと思う。
自分の中でキーワードはいくつか出てくるのだ。

ビジコン、動画編集、YouTube、クラウドファンディング、新規事業、データ分析、コワーキングスペース、などなど

なんかいろいろ関わったりしてたな〜と。
その頃なかなかやりきれなかったことでも、何かにチャレンジしたからこそ、卒業論文のテーマとして研究したいと思えたり、就職活動でいいネタになったりするんだな〜と。

やっぱ行動してる人ってしてない人に比べたら成長するのかなと思う。
行動によって生まれた疑問、さらなる関心で経験、知識が増幅する。
僕が動画に挑戦していなければ、先生が僕に動画を推すことはなかっただろうし、僕が今研究して知識を深めることもなかった。

今僕は「動画」の奥深さを毎日学ぶことができて吸収できている。

卒業論文は「ロールプレイングゲーム」

ちょっと何言ってるかわからない、
そう思う方ばかりかなとw

卒業論文をしててすごく思うのが、セーブポイントの積み重ねであるなと。
僕言葉選びがすごく苦手なので、表現がおかしいかも知れませんが、卒業論文って「知識」と「思考」がすごく深まるなと。

論文で先人から知識をたくさん得る。この知識がセーブポイント。
知識を得て、そこから疑問を持ち、自分でたくさん思考をする。これが次のセーブポイントまでステージを進めている段階。

自分が研究したいテーマに対して知識を蓄積し、そこからたくさん思考して、進めていくのだが、途中で「自分何してるんだろ」「この進め方でいいのかな」と思うことがある。
その時また、セーブポイントである論文に戻るのだ。すると、自分の進む方をまた変えて思考を深めていく。すると、根拠に基づいていて自分の知りたいことが研究できる道が開けたりしてくる。

だから、どれだけ知識を身につけて、セーブポイントを増やすかが重要だと感じる。その間での先生からのフィードバックや友達のアドバイスなどが武器となり次々とステージを上がっていく。

すると、ラスボスの執筆にたどり着いて、頑張る!みたいな展開のロールプレイングゲーム。

自分はそんな感覚で卒論を進めている。

僕は本当に無知

「一般的」とか「普通は」とかいう言葉が通じない。
その普通は自分の尺度でしかない。自分の普通は自分にのみの普通である。

卒業論文で根拠を探しにいく作業をしたり、先生に卒論指導を受けているときにすごくそう思う。

論文や、先生からの教えは、全てプロフェッショナルからのアドバイス。
「僕はこう思う」そんなのいらない。

まずは聞いて実行すること。その人のことを信じてやってみること。
なぜなら僕より知識のある人たちが言っているのだから。

そうするとやっぱりいろいろ経験している人からのアドバイスだからハマったりする。野球ももっと上手い人のやり方真似すればよかったとか思います。

無知であることを知る。
自分がもっている「普通」は自分のみの「普通」であることをしる。
これを理解した上で他の人の意見を受け入れる。
アドバイスは実行してみる。それが間違いかも知れなかったら、また違う先人からのアドバイスをもらおう。

上には上がいる。多くのプロがいるのだ。

集中力を高める。

僕は「在宅HACKS!」という本に書いてあった勉強法を取り入れている。

「作業25分して5分休憩」

これを朝9時から15時まで繰り返す。
6時間(休憩1時間)もやればかなり卒業論文は進む。

自分ももちろんこの時間ずっと卒論をするわけではないので、そんな特別卒論が進んでるわけではないが、このやり方をやり始めてから集中力はかなり上がったような気がする。

それぞれ合うやり方があるだろうけど1度試してやって欲しい。
これも「在宅HACKS!」の作者小山氏という先人の知識である。
是非、やってみて欲しい。

きついけどがんばろ

僕は卒業論文で初めてちゃんと知識を積み上げることができている実感が持てている。

卒論を始めてから本が好きになった。先人の知識を得ることで自己成長ができることが実感できているからだ。

今、きっと成長している。
そうやって自分を奮い立たせながら最後まで書き切りたい。

卒業論文提出まで約100日。
大学4年生の皆さん、共に頑張りましょう。

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