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車の価値〜マイカー購入から買い物の仕方を考える〜

皆さんは車を所有されていますか?

東京や首都圏近郊の方であれば車がなくても
電車移動で事足りるという方も多いかと思い
ますが、地方であれば家庭に1台は必須という
イメージですよね。

私も実際に、4年間東京に住んでいましたが、
電車移動のみで車を必要と感じたことは一度も
ありませんでした。

しかし、地方に転勤できた瞬間に必要に駆られ
購入しました。

どうしても地方ですと生活圏内が広範囲に渡る
ため、買い物等でも車が必要になります。

このような住む場所にもよって車を所有する
しないは大きく分かれますね。

実際に、マイカーの所有率は以下のとおりです。

こちらのサイトが各種データをもとにわかりやすく
まとめられていました。

人口一人当たりの乗用車台数率は、

1位 群馬県
2位 茨城県
3位 栃木県

48位 東京都

という順番ですね。

群馬県と東京都では1人当たり約0.5台も差が
あります。

これくらいエリアによって車の所有率は差が
出るということですね。

さらには、最近では多くの方が資産形成への
意識が高まっています。

車を買うのは資産形成のスピードを鈍化させる
とまで言われ始めています。

車の購入はQOLと引き換えに、多くの負債を
背負う行為として捉えられているからです。

実際に、

・車の購入
・車検
・ガソリン
・自動車保険

など所有しているだけで様々な費用がかかります。

そのため、最近は「カーシェア」や「レンタカー」
の利用が増加していますね。

実際に、利用率は急激に伸びてきてます。

出典:公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 2021年3月調査


しかし、毎日職場への出勤で車が必要な方や、
そもそも地方には家のすぐ近くにカーシェアが
ないなど、カーシェアを誰しもが利用できる
環境にあるとは言えません。

そのため、必要に駆られて「車の購入」は
絶対に検討しなければならないという人も
いらっしゃいます。

では、車の購入によって資産形成を圧迫しない
適切な購入方法はどのようなものでしょう。

私が考えるに以下の3つです。


・新車や高級車にこだわらない


まず、新車や高級車についてです。

そもそも車に限らず「モノ」を買う時は、
その「モノの価値」を意識するようにしましょう。

新品で買ったものが、どれだけの資産価値を
残すかという「残価率」です。

一定の人気車種や絶版車等を除いては、1年も
すれば新車価格の30%くらい値下がりするのが
一般的です。

新車や高級車などはとても気分の良いもので、
ステータスなども感じられますが、資産価値
として考えると賢い買い物ではありません。

そんなの関係なくどうしてもこれの新車に乗り
たいという幸福感と引き換えであれば仕方が
ありませんが、そうでない場合は中古車等で
十分です。

車の究極的な目的は「移動の利便性向上」です。

どうしても新車が良いという方は、
「リセールバリュー」を意識してみましょう。

1つの車を生涯乗り続けるという方はあまり
いらっしゃらないかと思います。

そのため、再度売る時の価格ができるだけ
高くなりそうな車というのも賢い選び方の
1つです。

・ローンをできるだけ組まない

2つ目にローンはあまり望ましくありません。
これも車だけに当てはまるものではなく、
多くの買い物で共通しています。

ローンを組む場合、一定の利率で「利息」の
支払いが発生します。

一括で購入した場合、本来支払うことのない
余計な費用です。

今手元にお金がなく「この車がほしい」という
場合、ローンで購入をするという方もいますが、
私的にはローンを組むならばその車を買うのは
望ましくないと考えています。

不要な利息を払ってまでする買い物じゃないと
思っているからです。

何事も余計な出費がかからないことが賢い
買い物ではないかなと思います。

また、「見栄を張らない」「分をわきまえる」
ということも大事です。

身の丈に合った生活こそがお金持ちへの第一歩
ということです。

ぜひ過去記事もご参考ください。


・自動車保険の最適化

最後に自動車保険です。

車を購入した多くの人が保険に加入するかと
思いますが、この保険選びの工夫1つでも
「保険料」という固定費を最適化することが
できます。

場合によっては補償が重複していたり、
マイカーに合った補償内容ではなかったり
という方がいらっしゃいます。

ここは保険屋さんにしっかり相談のうえ、
最適な自動車保険のプランニングをいただき
たいと思います。


マイカー購入はQOLや幸福度を高める1つの
素敵なライフイベントですが、場合によっては
資産形成を圧迫する出費でもあります。

そのため、マイカーの購入然り、普段の買い物
についても適切な買い物を意識したお金の使い方
をしていきましょう。

それでは。

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