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常夏の国シンガポールのフルーツ事情


本日は、輸入大国シンガポールのフルーツ事情について。シンガポールは日本と比較して物価は高いけれど、フルーツは比較的安く手に入り、種類も豊富!


・いちご🍓


以前スーパーでチリ産ぶどうを買ったら、ぶどうの選び方が悪かったのか驚くほど無味で、それ以来フルーツを買うのにはとても慎重になってしまった。(それ以来ぶどうは買えず・・)


そんなわたしが最近ハマっている韓国産のいちご。甘くて美味しくて感激!日本産のいちごに勝るものはないと思っていたけれど、日本産以外でこんなに美味しいいちごがあるなんて。強いて言うならば、タネの主張が少し大きめなので舌に残るのが気になるけれど、アメリカで売られているいちごより断然甘くて美味しい。ハワイで食べるアサイーボウルに乗っているいちご、あの真っ赤な見た目とは裏腹に全く甘くなく酸味が強いので、日本のいちごと一緒に食べたらどれほど美味しいのだろう、といつも思ってしまう。


韓国産いちごは、わたしが毎日通い詰めているスーパーでは元値SGD$9.75→現在$5.95で売られています。それにしても元値を高く設定しすぎなのでは・・と思うことがよくあるシンガポール。そしたらお得に感じるものね。このいちごは、日本円で約650円。


韓国産いちごがこんなに甘い理由は、日本産の苗を品種改良して作られているからなのか、もしくは国をあげていちご栽培に力を入れているからなのか。韓国産いちごは、近年海外でも人気が高く、シンガポールは韓国産いちごの輸出国第2位らしい。

シャインマスカットもおそらく日本産の苗を元に作られた中国産が安価に売られていたけれど、食べずにシーズンが過ぎ去ってしまった。噂によると、こちらも美味しいらしい。

いちごはヨーグルトと一緒に食べるのが好き


この世で1番好きなフルーツは?と聞かれたらパイナップルと迷うところだけれど、やはりいちごかな。毎年恒例のいちご狩りに今年は行けなくてとても悲しい。日本では旬の時期1パック400円ほどで売られる記憶なので、それに比べたらもちろん高いのだけれど、いちご欲を満たしたく冷蔵庫に常備しています。

ちなみに、日本産のいちごはDONKIにて1500円超えで売られています。こうして写真で見ても日本産いちごはヘタのギリギリまで真っ赤だし、形も美しいね。

くまもんを見かけるとホッとする



・マンゴー🥭


日本では高級なマンゴー、こちらでは割と安価で手に入ります。マンゴーは熟した頃合いを見極めるのが難しく、少し硬いのかもと思ったところで常温から冷蔵庫に移し、食べるのがベストな気がする。自分で切ることはこちらに来て初めて経験したけれど、回数を重ね少しずつコツを掴んできた。切れ込みを入れて、パカーっと開く瞬間がなんとも気持ちが良い。

日本で食べ慣れていたマンゴーは、コンビニでも手に入る冷凍されたカットマンゴー。あのマンゴーももちろん好きだけれど、生のマンゴーがこんなにも美味しいとは。

写真のマンゴーは、今が旬のオーストリア産カリプソマンゴー。マーケットで1玉約500円程だったと思う。もうすぐマンゴーの王様の言われているインド産アルフォンソマンゴーの季節がやってくるので、まだその時期にシンガポールにいるのであれば思いっきり堪能したい。今から楽しみ。

・ドーナツピーチ🍑

時期は少し前になるけれど、こちらも毎日のように食べていたドーナツピーチ。フラットピーチ、UFOピーチなど呼び方がいくつかあるようだ。輸入する国がその時期によって違うのか、割と常にスーパーで見かける気がする。ドーナツのような平べったい形の桃。大体1パック5.6個入りで売られています。

この形が何とも愛らしい。味は日本の桃とさほど変わらないと思う。しっかりと熟してから食べると甘くて美味しい。手のひらサイズ程の小ぶりでも実の部分はたっぷりと、食べ応えあり。こちらも日本で食べようとすると貴重で、高級品だそう。確かに生まれて初めてお目にかかった気がする。





そしてシンガポールと言えばお馴染み、果物の王様ドリアンはどのスーパーやマーケットに必ずと言ってよいほど売られている。あの何とも言えない臭いにはもう慣れたけれど、どうしても食べる気にはならず。何事も経験・・とは思うけれど、買って食べるのはやはり勇気がいる。食べてみたら意外と好きだったりするかもしれないけれども。


日本のスーパーは、野菜や果物が売られている場所がその時々の旬を教えてくれていたけれど、この国では野菜の置き場所は常に変わらない。せっかちなわたしにとっては、場所さえ覚えておけば、迷わず欲しい野菜をピックアップしてお会計できるのは嬉しいけれど、旬な野菜を使って何のおかずを作ろう?と考えることはなくなってしまった。



野菜で四季を感じるのは難しいけれど、せめてフルーツで感じたいと、とにかく四季を感じるのに必死な日々。当たり前に四季を感じていた時は、そんなこと思いもしなかった。間も無く旧正月で、旧正月のフルーツと言ったらみかんなのだけれど、みかんについて話出したら更に長くなってしまいそうなので、今回はこの辺りで。