価値とは何かを考えたいと思います。
また10年前のレポートから引用します。
私は落語が好きでたまに聞きます。落語ファンは怖いので、すぐに鋭い目つきで「へー誰が好きなの?」と聞かれます。どうやらそこで色々判断されるみたいで、例えば新旧笑点メンバーの名前を出すと鼻で笑われる気がします。
私は落語のお話が好きです。そしてそれを演出し表現して全く別のお話してしまう噺家さん皆さんが素晴らしいと思っています。
なので誰々の文七元結が良いとか、駄目とか、あいつは下手だとかはラーメン屋の評価のような話で、地域性があったり、好みがものすごくあったり、結論を出すのにあんまり意味が無いことだと思います。だからこそ非常に面白いというのもわかりますが、ちょっと怖いです。
話がそれました。上記の「はてなの茶碗」は関西の呼び名で、関東では「茶金」という名前の話になります。桂米朝師匠が好きなので上方の名前で紹介しています。
物価上昇に対応するために最近付加価値をつけて売りましょう!という言葉をよく聞きます。レポートでは付加価値を見栄であり、商品自体に対価となる機能がなくても高値が付く事を言っています。
レポートでは見栄という表現ですが、実際にはストーリーに価値があったり、付加価値の付け方は様々です。次回は付加価値の付け方を考えてみたいと思います。