造園業の現状について
上記は造園工事業の従業者をグラフにしたものです。
2004年から減少傾向が続き、2018年から回復傾向に向かっています。私の実感としては急に造園従業者は増加していないと思うので、これは仮説ですが、今まで計上していなかったシルバー人材センターの人員を統計に加えたのではないかと考えています。
10年前に誰に見せるわけでも無いのですが、書いていたレポートがあるのでそれを転載します。2014年に作成したものなのでデータが古いです。
工事完成高(売上)の推移は
令和2年度は6,981億円、令和3年度は4,173億円と-40%工事高が減っている。
上記のデータを見ると、人員も売上も横ばいに推移していると思います。感覚的にはボトムにいて這い上がれないように見えます。緑地インフラの最低限の部分で売上を確保しているだけで新しい価値の創造や、新規の営業はできていないのだと思います。
次回は造園業低迷の原因を考えてみたいと思います。