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アテネフランセを33階から眺める

今年の1月から通い始めているアテネフランセ、お茶の水駅から向かっていくと緩やかな坂を登り切ったところに東京ドームホテルが見えるポイントがある。線路を挟んで反対側にある高層ビルば姿も美しく2000年3月に建てられたものらしい。坂を登りながら遠くに見えてくる建物を見て、いつか泊まってみたいと思っていた。それが昨日思いがけずかなった。急に東京に出てきた知人と過ごすために予約したのだった。高層階を予約したので眺めはよく、遮るものがないので丸の内の高層ビル群がいい感じで見えて、何というか東京をちょっと少し離れた位置から眺めているような気分になる。南側の部屋は日当たりも良く、ポカポカして暖かい。水道橋の駅も目の前だ。今33階の部屋からアテネフランセの方角を見ていると総武線の線路の向こうに学校の建物を見つけた。三角屋根の紫色の建物にカタカナでアテネフランスと書いてある。通っている時はこんなカタカナで書いちゃってなぜ?と思っていたけど遠くから見るとなんだか可愛いしわかりやすい。考えてみると初めてこの学校に来たのはもうずいぶん前のことで、90年代の半ばから後半だったと思う。有名な建築家による建物なので近くまで来た時に見に来た記憶がある。中に入って掲示板を眺めたりしながら、いつかこの学校に通うと何となく決めていた。それから20年くらい経ち、内装も入れ替わり、友人に紹介してもらい通うことにした。10ヶ月前のことだ。今は新しい綺麗な校舎でたくさんの人がフランス語を習っている。明日は学校へ行くからどんな気分になるか楽しみだ。

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