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続・カラー撮影をどうするか

8月2日の投稿で、カラー撮影をどうするかについて書いた。例によって結論は出なかったが続編を書いてみよう。

その前に、まず現在の私のパソコンその他の通信機器は…

1.デスクトップパソコン(仕事部屋)
パワーはあるが起動から安定するまでが遅いので、写真の後処理・超長文の執筆・電子書籍の制作、でしか使わない。

2.Chromebook(リビング)
とにかく早い。インターネット全般。そこそこの長文執筆はこれで。もはやメイン機種。

3.iPad mini (仕事先および出先)
仕事先にはAppleのキーボードとマウスを置いてある。かなり快適だが、長文執筆や編集となるとやはりタブレットゆえのイライラもある。コピペなどはやりにくい。キングジムのポメラとか良いのかな。タッチパネルが大嫌いなので移動中の創作は極力やらない。

4.携帯電話(意地でもガラケーなどと呼ばない)
もはや電話などほとんど使わないので、緊急の通報などに備えて持っているのみ。でもスマホメインの仕事関係の人のショートメールが鬱陶しい。ゆっくりPCでメールする方が好きなんだけどなあ。やり取りなんて1日1往復で良いじゃないか!

だいたいチャットとかショートメールだと、文章をちゃんと読んでいない人が多い。忙しいのだろうが、もっと1対1でしっかり相手と向き合えば良いのに。

通知がどうとか既読がどうとか。何かに集中しているときに、通信機器の何かが動いたり音が出たりすると床に叩きつけたくなるので、そういう類いは全てオフだ。自分のタイミングでしか見ない。仕事が終わったら携帯電話は仕事部屋に置き去りである。

例によって文句が盛り込まれてしまった。世の中が悪いのではなく、私が時代に合わない人間なのだろう。

しかし単機能の道具が好きな私としては満足しているラインナップだ。スマホは使いたくないな。あんなので文章を打つなんて死んでも嫌だ。

カラーリバーサルを諦めて、ペンタックスのモノクロ専用機メインで、色のある写真を撮りたい時だけiPad miniを使っている話は前編で書いた。いろいろ考えたがどうにも今のカメラで買いたい機種がない。

iPad miniを長年使ってきて「タブレット写真術」とでも言うべきものが身についてきた。ここにあげた写真を撮るくらいなら、もうタブレットで充分だ。でも「もしこんな改善がされたら」あるいは「こんなタブレット寄りのカメラがあったら」と妄想してみた。


縦横比をスクエアなどに固定可能にし、
起動時に初期設定に戻らないようにする
グリッド常時表示可能
グリッドの幅は選択できる
電子水準器は邪魔なので不要

ハッセルなど6×6の焦点距離イメージで、
大体50mmと80mmの2焦点
ライカ判の焦点距離イメージで、
大体28mmと45mmの2焦点
撮像素子はスクエアを基本として、
4:3と3:2をクロップで選択可能とする

カメラで作るなら動画機能は不要
起動時間を早くする
現在カバーを開いて撮るまでに8秒かかるが、
それを3秒以内に短縮
レンズの位置を液晶裏の中央にして、
被写体と正対しやすくする
あーでもそれだとカメラ好き以外からは、
「影が出る」と苦情になるかな。

液晶にフードorひさしが付けられる
ただし大げさじゃないもの
両吊りストラップが装着可能
iPad miniと同じか少し小さめ
スマホサイズだと小さすぎ
現在の露出やアオリなどの後処理機能は残す


こんな感じでどうだろう。こんなiPad miniと同サイズでレベルアップしたカメラがあれば、メインのカメラとこれと非常通報用の携帯電話だけを持って、小さいバッグで撮影に集中できる。それがカメラならインターネットから自由になって、眼前の光景と自分だけになれる。

などと想像するのであった。コンパクトデジタルカメラという選択肢もあるが、iPad miniの液晶の大きさと本体の薄さは、改良さえすれば素晴らしいカメラになれると思うのだ。

糸巻き型の過剰補正をもう少しなんとかしたい

掲載写真は昨日9月2日の夕刻。ビールを飲んで店から出たら、空とディスプレイの露出バランスがバッチリのタイミングだった。

昔々。海外取材をしていた頃。編集長がせっかちな人で待ち時間がとにかく嫌いだった。夕景を撮るときに日没の時間を調べて「5分前に着けば良いね!」とか打ち合わせで言うので、私とベテランカメラマン氏の二人でタッグを組んで「そんなんで撮れるかー」とよく喧嘩したことを思い出した。しかもフィルムの時代だし。

写真家として私事の表現なら偶然の出会いも良いが、職人としてのカメラマンには準備が必要なのである。


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