メンタルが本当に強い人は、他者のメンタルに言及しない
(1578文字)
俺は昔、"メンタルが弱く感じる"
という理由で評価されなかった時期があった
確かに物事を深く考える方ではあるし
そう誤認させやすいタイプではあると思う
大前提、他人がどう判断するかが大事なのは理解しているが
俺はメンタルが弱いとは全く思っていない
何故ならその時
"俺と同じ状況、環境、仕事量、給料"で
"俺と同じ行動を出来る人などいない"
と思っていたからだ
例えば
君は今から50km走れと言われたら走れるだろうか?
きっと心が折れて走れないだろう
でも、50km走ったら100億円が手に入る
と言われたら
諦めずに走りきれるだろう
後者はメンタルが強いのだろうか?
メンタルが強く見えてる人は
俺からするとそのような状態の人が多いと感じていた
"俺と同じ状況、環境、仕事量、給料"で
"俺と同じ行動を出来る人などいない"と
自分は理解していたが
一人孤独に思いながら
周りの意見や評価に屈せず続けてきた
この経験は今の自分を更に強くしている
・メンタルが弱いと悩む人へ
もし君が今誰かに
"メンタルが弱い"と言われているとしたら
そう言ってくる人の事は気にしなくていい
何故ならそう言ってくる人に
『メンタルが弱いとは具体的にどういう事か?』
を聞いても、大抵、説明出来ないからだ
仮に説明出来たとしても、君の腑に落ちる事は少ないだろう
"メンタルが弱い"という評価は
非常に抽象的なものである
先述した"50km"の話もそうだが
例えば君が今
・貯金が数億円あったり
・未来が約束されていたり(給料、昇給、出店など)
・そう期待させてもらっていたり
・大切な人がいたり
・気が合う仲間がいたりするとしよう
そういった状況、状態によって
今悩んでる問題が重くも軽くもなるからだ
俺が思う、メンタルの強い人とは
理想的な状況下、環境下でなくても
自分以上に努力出来る人はいない
と信じれる行動を取れる人が
メンタルの強い人
そして受け取り方を変える事も重要だ
メンタルが弱いのではなく、繊細な感性を持っているのかもしれない
【例】
メンタルが弱い→繊細な感性を持っている
メンタルが弱い→思慮深い
メンタルが弱い→共感力が高い
メンタルが弱い→危機管理能力が高い
と違う視点で捉えてみる
逆にメンタルが強いのも
メンタルが強い→危機管理能力が低い
メンタルが強い→楽観的
メンタルが強い→環境が富んでいる(環境依存)
メンタルが強い→過信、慢心している可能性がある
とも捉える事が出来る
・メンタルが本当に強い人
と書いたが、何故なら
メンタルが本当に強い人は
他人に"お前はメンタルが弱い"という発言をしないからだ
人に"メンタルが弱い"と発言する裏には
"自分はその程度で悩まなかった"という理解の低さや
"自分は乗り越えてきた"という驕りが隠れている可能性がある
もし"本物のメンタルが強い人"がいたなら
メンタルが弱い人の事は全く理解が出来ず
否定も肯定も出来ず
そもそもメンタルについて考えた事もない人
というのが俺の見解である
だから、気にしなくていい
『俺は乗り越えてきた』
と豪語されても
君とは環境も見た目も貯金も収入も友人も一緒にいてくれる女も男も住んでいる場所も年齢も全てが違うからだ
それは↓の"50km"の話と同じで
条件が違うと人は簡単に
メンタルが強く見えたり弱く見えたりするからだ
・理屈はわかったけど、どうすれば良い?と思った人へ
メンタルを整える為に効果的な手段の一つに
"解釈を整える事"がある
❶【例】で書いたように解釈の種類を増やす
❷メンタルが整う"状況"を先に作る
(例えば借金があるなら、メンタルを前向きにする前に借金を返す方法を考えるとか)
(人生や人間関係に悩んでいた人が、整形したり売上が上がったら急に悩まなくなったりする事も多い)
❸悩みを紙に書き出して可視化する
❹俺に相談する(誰に相談するかは非常に重要)
まだ沢山方法はあるけど
今日はこのあたりで
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?