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科学的に証明された誰でも簡単に成長する方法

こんにちは。
今回は「最強の成長術」ブラッド・スタルバーグ/スティーブ・マグネス(著) 福井久美子(訳) (ダイヤモンド社)を読んだ感想を独断と偏見で書き綴りたいと思います。

成長の方程式は負荷×休息

負荷と休息をバランスよく取る

皆さんは「毎日成長しているな」という感覚がありますか?
「これを絶対にやってやる!」と勢いよく挑戦しても、すぐに燃え尽きてしまう。なんか疲れて長続きしない。結局、何も成長しなかった・・・

このような事を一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

どうやったら成長することができるのか。

世の中には、自分自身を成長させ、成功している人がたくさんいます。
プロアスリート、アーティスト、経営者、優秀なビジネスマン。

そんな自らを奮い立たせ、成長し、成功してきた彼らには、
実は共通点があります。

それは負荷と休息のバランスが良いということ。

やるときはしっかりとやる。やらない時は休む。
つまりonとoffの切り替えが非常に上手いということです。

1流の人間は四六時中、やらなければいけないことに追われ、日々努力しているんだと思っていましたが、実はそうではないのです。

心と体は同時に疲れる

アスリートは自らの身体を酷使し、1シーズンを闘い抜きます。
例えば、サッカー選手。
彼らは1試合当たり10㎞以上走る。しかもそれを年間で約50~60試合行う。

サッカー選手にはオフシーズンが1~2か月ほどありますが、これは負荷をかけ続けた体をうまく休息されるためです。

しかし、実は長期休暇を取る理由はそれだけではありません。

長期休暇を取る理由はメンタルの休暇という側面もあります。
彼らは、体を休めるだけでなく、心の休暇もしています。

というのも、心と体の疲労は全くの別物ではないのです。

心も休息が必要です。

サッカー選手は1年間、身体を酷使し、疲労困憊の状態でサッカーをします。それは皆さんも承知だと思います。

しかし、それだけでなく毎試合毎試合、精神を研ぎ澄ませ集中する。
日本代表にもなると、何十万人、何百万人が注目する中で、プレーをします。
このような環境で1年間プレーをします。

そんな彼らは、1シーズンを闘い抜くと、身も心も疲れ切ってしまいます。
そのため、長期休暇で心身共にリフレッシュしています。


このようにアスリートには、体も心も休暇が必要ですが、
これは私たち一般人には関係のないことなのでしょうか?

結論から言えば、そんなことまったくないです。
これはビジネスマン、アスリート、アーティスト、教師、主婦など全員に共通しています。

シーズン中には集中して、高みを目指してプレーする。オフ期間には心身ともに休ませる。
ビジネスマンも同じく、仕事中には、高い集中力をもって仕事に取り組む。
休みの時には、しっかりと休む。

これは当たり前のことですが、実行できていない人も多いのではないでしょうか。

休みの日にも関わらず、仕事のことをついつい考えてしまう。
体は休まっていても、心や脳みそは仕事のことで全然休んだ気にならない。

週が明けるが、エネルギッシュさに欠け、仕事がうまくいかないといったことがあるのではないでしょうか。

私たちは、体だけでなく、心も使って、仕事をします。
そのため、心身ともに休息をしなければいけません。

負荷をかけることを楽しむ

自分の限界をちょっと超える

前章では負荷✖️休息について述べましたが、
この章では負荷について詳しく書き綴ります。

成長するためには、自分の限界を少し超えてみることが大切です。

例えば、
筋トレをするとき、ベンチプレスをするとき、最初は50キロが上がらない。男としては悔しい。不甲斐ない。

だから、まずは40キロを5回上げる、5回上げれたら、6回、7回、8回と上げていき、10回上げる。

そうすると次は50キロに挑戦する。次は55キロ、60キロと少しずつ、少しずつだが、自分の限界にチャレンジし、超えていく。

筋肉は裏切らない。
筋肉バカの皆さんは一度は耳にしたことがある言葉だと思いますが、
これは筋肉だけでなく、すべてのスキル習得にも当てはまります。

脳は鍛えれば鍛えるほど、神経のつながりが良くなり、機能するようになります。
コミュニケーション能力も、人と話せば話すだけ、うまくなります。
最初のうちはできなくても。

文書を書く際もはじめのうちは何を書いたらよいのか分かりませんが、少しずつ、少しずつ慣れていき力が身に付きます。

このようにすべてのことにおいて、
コツコツですが、自分の限界を少しずつでも超えて負荷をかけていくことで、成長することができます。

ストレスに立ち向かう!

自分が嫌な事、やりたくないこと、例えば、人前での発表、プレゼンテーションなど。人によって嫌なことは様々ですが。

上記のようなことがあると、ストレスがかかります。
しかしこれを歓迎しましょう!

自分が未経験の事、新たな事に挑戦するとき、必ずストレスがかかります。

そして、このストレスに直面した時、私たちには2つの選択肢しかありません。
何もやらないで逃げる。
嫌でも、やって見せる。

果たして、成長できる人はどちらでしょうか?
前者でしょうか、後者でしょうか。

私は後者だと思います。

嫌でもやって見せることができた人が、2回目3回目と慣れていく。
結果的にそれが当たり前になり、成長に繋がります。

嫌な事、ストレスがかかった時こそ、やって見せましょう。
やってみるではなく、やって見せるです。

少し言葉が違いますが、やって見せるの方が「やったるわ!」というのが感じが出てとても良いなと思って、あえてやって見せると表現しています。

「休むとライバルに差をつけられる」という迷信

休息が成長のカギになる

負荷をかけた後は、しっかり休む。これが非常に大切です。
一流のアスリートや経営者はよく、休むことも仕事の一部と捉えています。

それくらい、休息をとって、心身ともにリフレッシュすることが、エネルギーを発生させ、爆発的なパワーを生み出すのに必要です。

初めの章でも述べましたが、心も疲労します。
そのため、休息をしっかりとり、エネルギッシュさを保つことが重要になります。

ほとんどの人が睡眠不足

皆さんは普段、何時間くらい睡眠時間を確保していますか?
おそらく、6時間くらいといったところでしょうか。
実は、日本人は世界でも睡眠時間が短い国だとされています。

人間は7~9時間の睡眠が最適とされております。
なんと、6時間睡眠を1週間続けたら、酔っ払いっている状態くらい、認知力などの機能が低下するそうです。

当然そのような状態で仕事とすると、判断力が低下し、低パフォーマンスになります。

睡眠時間は意外と軽蔑されていますが、非常に大切な時間です。

人は一日3万5千回も決断している

人は一日に3万5千回も決断をしています。
何を食べようかな。何を飲もうかな。どの服を着おうかな。などのプライベートな決断から、どのデザインにしたらいいのか。この企画書で大丈夫か、などの大切な仕事での決断まで。

しかし人の脳のキャパシティーは決まっています。
(脳が決断できる容量には限界があります)

そのため、すべてにおいて決断を朝から晩までしていると、決断疲れを起こしてしまいます。
それが結果的に、仕事での低パフォーマンスに繋がります。

実際に、マークザッカーバーグは決断疲れをなくすために、必要のない決断はしないそうです。
下の写真のように、シンプルなデザインの服を何十枚を持っており、それを毎日着るそうです。

私たちは休憩時間にも関わらず、無意識のうちに、スマートフォンに目をやりますよね。
この行為も決断を疲れをする一つの原因です。

もちろん、スマートフォンは便利で、一度に無数の情報を一気に見ることができますが、これが逆に私たちが休息を取るうえで障害になっています。

高パフォーマンスを維持するために、本当に必要な事に意識を向ける。
これが非常に大切になります。

まとめ

いかかでしたか。

今回は「最強の成長術」ブラッド・スタルバーグ/スティーブ・マグネス(著) 福井久美子(訳) (ダイヤモンド社)を読んだ感想を独断と偏見で書き綴りたいました。

負荷をかける事(自分の限界を少し超えてみる)と休息を取る事を
バランスよくする。
そうすることで高パフォーマンスを生み出し、自分自身を成長させることができます。

ぜひ皆さんも試してください。

ありがとうございました。

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