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撮影ノート1 シェアオフィスの広告撮影


2023年3月中旬撮影日
不動産事業の一部でシェアオフィスを展開している会社から4度目の撮影依頼をいただいた。今回で一区切りつくし撮影ノートを書いていこうと思い至ったのでタイミング的にこの案件を1回目の記録に残します。

まずご依頼の連絡をいただいた際に、オフィスがほぼ完成しているタイミングでロケハン日を設けていただいた。撮影日はオープンが決まっていること、室内のみの撮影ということで天気にもあまり左右されないので固定とのこと。

ロケハンの日に
4度目ということもあり担当の方の考えがわかる状況で、こちらのこともわかっていただいているので前提としてリラックスして撮影に集中できたと思う。カットの確認や当日の撮影順序、モデルさんの来る時間などを打合せ。そして撮影時間を短縮するために、オフィスで働いる雰囲気の出るディスプレイを準備してもらう。ディスプレイを置く順序も決める。
撮影日2日前に撮影当日はほぼ曇りか雨の予報。撮影日を変えるか確認するとこの日しかないということでそのまま決行することに。

カット内容
メインラウンジカット、個室・ブース席カットを確認。
無人有人での撮影が必要なカットがある。モデルさんの入りが14:00〜ということなので当日は9:30〜14:00までに無人の状態を先に撮影し終える計画。

撮影当日
9:30前に現地エレベーター前でアシスタントと合流。簡単に今日の確認をして現場へ。かなり余裕を持って出たのに事故渋滞のためもう少しで遅刻するところだった。。
予報通り曇り時々雨な雰囲気で、写真で見ると窓の外が青色になる。レタッチで修正かなと思った。

撮影スタート
予定通り無人のカットから撮影していく。
事前にディスプレイを置いているところから撮影。
順調すぎて13時に終了。ランチへ。

14:00〜
有人の撮影をスタート
人物を入れる際は座り、歩きの2パターンが基本で、あとは表情と何をしているか何を持っているか。
1人ならPCを触っている、電話をしている、コーヒーを飲んでいるなど。
2人以上なら話す、資料を見ている、などどういった環境で話しているか。真剣?カジュアル?クライアントの目指すイメージを探す。

撮影の雰囲気
クライアントチームは20代の女性たちでフレッシュで快活な雰囲気の方々。自然と和気藹々とした空気になる。モデルさんも彼女たちと同年代なので、それに便乗した。
シェアオフィスは他業種の方々の人間関係を自然とつなげることのできる場でもあるので、話しやすい雰囲気のオフィスだというイメージを伝えられたらと思った。そして集中する時は集中することのできる場でもある。メリハリのある表情も大事だった。

納品
最終的に50カット程の納品。
修正なしで問題なく納品できたことも良かった。
今回で区切りがついてしまうことが残念な仕事だったけど、最後もスッキリ納品できたことが今後の仕事につながっていけたらいいなと思う。

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