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MVV


僕の口癖です。
普通に考えたらこうじゃない?
そりゃそうですけど…という答えとセットです。

ダサいことはしたくない。
そのためにミッション・ビジョン・バリューを考えてました。
カメラマンは普通考えないようなことだとは理解していますが、必然的に考えることになりました。だって普通に考えたら、必要なんやもん。

先日先輩カメラマンの方々と飲む機会がありました。
僕が営業のフレームワークをつくっているという話をしたら、先輩方から芳しくない反応をもらうという結果に。ビジネスとして撮影するってことだよね?みたいに聞かれました。
わかってます。
みんな職人なんです。
算盤弾こうとか、経営とかあまり考えずに来ているのは知ってます。考えてるかもしれませんが、算盤の効果はその人だけにしかない気がしてなりません。
渋沢栄一の論語と算盤を薦めたいです。

ディスりではありません。1人でやるなら誰にも迷惑かけてないからいいんです。

ただ僕が自分の経験上それはちょいダサいなと個人的に思ってるだけです。

職人の方々は働き方と成果物に重きを置いていると思います。
自分がつくりたいものを高品質でつくり、できあがったものに納得して、クライアントにも満足してもらう。すごく真っ当だと思います。自分もハッピーでクライアントもハッピー。
なにが気になってるの?と思いましたか?

僕の感覚は、
その世界には自分とクライアントの2人しかいないんじゃないかな?と感じてしまいます。
いやそんなことないよと言われても本当に?と思う自分がどこかにいます。

僕がアシスタントの時に嫌だったこと。
カメラマンになった時に変だなと思ったこと。
撮影している時に感じた違和感。
クライアントは写真を何に使うのか。
クライアントが使った写真をクライアントのクライアントになりうる方が見た時どう思うのか。
ちゃんと伝えたいことが届いているのか。

今の自分で満足できていても、過去の自分が感じた嫌だったこと気になったことを忘れられずにいる。なのでそれを解決する。普通に考えたら、解決した方がいい。しかもカッコいい。

なのでミッション・ビジョン・バリューに落とし込みたいと思いました。





根幹となる想い

1.アシスタントに未来を見せてあげたい。
飼い殺しとか嫌いです。経験者は語るよ。
きみはこういうロードマップのここにいるんだよ。だから今きみはこういう作業をしているんだよ。と言いたい。

2.クライアントの売上を上げるような成果物を納品したい。クライアントのクライアントを魅了したい。

3.なんでこの設計して仕事少ないの?助けたい。

4.もしかして写真だけじゃ伝わらないんじゃ?動画も必要?

5.ダサいことはしたくない。

書いていてただの反骨なだけだなと思いつつ、
想いを落とし込んだらこんな感じになりました。


【ミッション・ビジョン・バリュー】

ミッション
「設計者の思想や情熱」、「設計された建築物や空間、造形物、場」を強く遠くに伝達する力を提供する

ビジョン
写真と動画で設計活動を活性化させる

バリュー
永遠に効果のある視覚的言語をつくる


社内に向けたミッション・ビジョン・バリュー

ミッション
常にマンネリ化と戦っている建築写真・動画を再構築し、新しい視覚的言語をつくる

ビジョン
10年以内に建築撮影業界依頼数及び売上1位

バリュー
ダサくなるな。自分に対してカッコよくあれ。


撮影の中心となる想い

「かたちをこえにする。こえはかたちを物語る」

普通に考えたら、自分の今までの嫌なことを解決しようとしたら、こうなりました。
ダサいことしないって結構大変ですね。

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