自分で自分を褒めていきたい
みなさんにとってのオリンピックの名言は何だろうか。
私にとって一番最初に印象に残ったオリンピックの名言は、2004年アテネオリンピックでの水泳の北島康介選手の、
当時小学1年生。物心がついてきたころだから記憶が残っている。
オリンピックにはこんなふうにいろんな名言が生まれている。名勝負には名言あり、みたいな感じで。中でも私がこの言葉いいなぁ、と思うのが1992年バルセロナオリンピックでの女子マラソン有森裕子選手が言った、
というセリフ。昨日ふとそんなことを思ってポストした。
よく考えてみると、自分はよく自分のことを褒めてるなぁって思う。「お前すごいよ」「よくやったよ」「やればできるじゃん」って。
幸せなやつだと思われるかもしれないけど、自分にとって自分を保つうえでこれがすごく大事だなって感じている。
もちろん人から褒められたらうれしい。「私は褒められて伸びるタイプです」なんていう言葉があるが、そんなの誰だってそうだ。
褒めてほしい。でも褒めるかどうか決めるのは相手であって、自分じゃない。それに、相手に褒められるために何かするというのもちょっとおかしな話だ。褒められるためならなんだってするのか、ってなる。ちょっと健全じゃない。
いつしか褒められることはおまけみたいな感覚になった。
目に見えてわかる成果は褒めやすい。
一方で世の中それだけで回っているわけじゃない。
マイナスやゼロをプラスへと導くことで貢献するタイプは成果が見えやすい。
その一方でゼロがマイナスにならないようにするために必死に頑張っている人だっている。そういう人がやっていることは巷では「当たり前」だと捉えられる。だから気付かれにくい。褒められにくい。
でも自分自身は気づいているはずだし、わかっているはずだ。
自分がやっていることの重要性を。
だから「自分で自分を褒める」という行為は、自分次第でいつだってできる状態にある。いつだってできるからこそ、嘘をついたりサボったりするのも自分が一番近くで見ている。わかっている。
そういったすべてを踏まえても、
「自分で自分を褒めたい」
と思えるような行動を、立ち居振る舞いを日々心掛けて実践していきたいなと思うんだ。せめて自分は自分のことに気付いてあげて、自分自身を褒めたたえてあげる。
自分には自分がいるから平気だよ、って胸を張って堂々と言える。
そんな自分でいたいなって。
そう思う。
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