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【#1076】転職で業種と職種に拘らないことは条件緩和ではない

こんにちはー!
今日のnoteは「転職で業種と職種に拘らないことは条件緩和ではない」というテーマのお話です。

業種や職種を譲歩するより、絞り込む

転職の支援をしていると、「給与が○○円で、勤務地が××で、事務職なら業種はこだわりません・・・!」といった言葉を聞くことがあります。
ご本人は条件緩和をしているつもりだと思いますが、そこそこキャリアのある方の中途採用においてはこれはむしろ条件を厳しくしているといえます。

なぜなら、ある程度のキャリアを築いた人には、こだわりの領域やより役に立てるであろう業種や職種が存在することを求めているからです。
10年ビジネスに携わってきて、より役に立てる業種や職種がないなら、そのほうが問題となのです。


業種や職種を絞ることが条件緩和にならないなら、早く経験値を貯めてレベルアップを

条件を広くしたのに条件緩和ではないとはどういうことか?
具体的に僕で例えてみます。

僕は、人材サービスの領域にコミットして18年になります。
なので僕の業種や職種の条件緩和は
「本当は広告代理店でも、メーカーでもやってみたいですけど、今更社会から必要とされないだろうから、人材サービスに絞ろうと思います」
となるのです。

今更、18年も人材サービスをやってきた人が、どの業界でもいいよーって言っても、向こうが願い下げなのです。
これは、職種でも同じです。
営業畑なら20年の僕が「経理でも総務でもチャンスもらえるなら何でもやります!」って言っても「は?」という話になるわけです。

逆に言えば(厳しいことを言いますが)、一定のキャリアがあるのに、業種や職種を広げることが緩和のように感じる方は、プロとして勝負できる領域を持っていないということになります。少しでも早く経験値を貯めたいところです。

18歳や22歳から○年の人に勝てるか?

仕事というのが誰かの代わりに何かをやることに対して、金銭を得ていることを考えるとこれはとても致命的です。

明らかな強み領域を持たぬまま10年のキャリアが経過した人が、18歳や22歳から10年その分野で仕事しているプロに今から追いつけるでしょうか。それはすごく難しいことだと思います。

もしも今、20代で不本意な職種や業種に従事していて、何らかの理由で異動や転職が難しいなら、プライベートの時間でもいいので本当にやりたい領域でのプロになる勉強やチャレンジをしたほうがいいと思います。
副業でもいいし、土日のバイトでもいいので、実務を磨きましょう。

もちろん、取り立ててやりたいことがない人は、今、従事している領域や仕事がだんだんとあなたの得意分野になるという前提で仕事に取り組んでいけばOKです。
いざ、転職の時に、「ほかの業種や職種でもいい」という間違った条件緩和をしてしまわない程度に、プロとしてしっかり仕事と向き合っていれば、無理に副業などをする必要はないと思います。

将来、「業種と職種は今まで身に着けてきた領域のほうが社会貢献できると思うので、その業種や職種いいですよ」という条件緩和ができるように取り組んでいきましょう。


最後に

今日は「転職で業種と職種に拘らないことは条件緩和ではない」というタイトルで、中途採用の転職では、本質的には業種や職種を絞ることが条件緩和であるというお話をしました。
業種と職種を絞るという条件緩和ができるように目の前の仕事のプロになっていきましょう。

では、また!




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