おもさん

神奈川県横浜市で就労支援事業をしています。 理学療法士、公認心理師、掃除屋です。 直感…

おもさん

神奈川県横浜市で就労支援事業をしています。 理学療法士、公認心理師、掃除屋です。 直感想造研究会という研究会を主宰しています。 http://omosan-world.com

最近の記事

#13 おめでとう、いってらっしゃい!

どうも、おもさんです。 昨日、一人のスタッフさんがチャレンジラボを卒業しました。来週から初めての就労へ。色々と不安な気持ちもあるでしょうが、自身で決めた方向性に対して紆余曲折ありながらも進んでいった彼をこれからも微力ながら応援したいと思います。 2022年8月に開所し、今回2人目の一般就労への移行者が出ました。 僕らは上記のような設計にしてますが、あくまでそれは「機会創出」というだけであり、それを求めてくれるスタッフ(利用者)がいて、それぞれの目的、状況等によっては、雇用

    • #12 聞け!

      どうも、おもさんです。 前回の記事で、「頭の上がらない人います?」というテーマで少しだけ言及した。 自身にとって頭の上がらない人というのは、自身にとって都合の悪い助言をしてくる人だと書いた。そして、都合の悪い助言というのは、聞く側の資質やタイミングが影響し、また誰にそれを言われるのか、という壁を乗り越えなければなかなか聞き入れることは出来ない。 聞き入れるという言葉は、ある意味上から目線だ。そう思ったときは、自分の立ち位置等を見直せばいい。吾輩はクソである。それでいいで

      • #11 頭が上がらない人います?

        頭が上がらない人がいるということ 自分にとって都合がいいというのは、楽だ。反面、都合が悪いと逆上したり、批判したり、排他的になる。そのようにして生きていく方が短期的に見れば生きやすいのかも知れない。 ただそこに、自身に対して少しでも成長したいと思うのなら話は別だ。その「成長」というのはなんでもいい。 以前、「成長=before→after」だと書いた。書いた気がする。 書いたとして都合よく話を進めるが、before→afterの中身は変化だ。 どのような変化も自分に

        • 意思決定支援ってなんやの?

          どうも、おもさんです。 先日、はまじょぶネットワークに参加してきました。 お世話になっている芝野さんより圧を受けましたので、喜んで参加してまいりました。 テーマは「意思決定支援」についてでした。 意思決定支援っていったい何なんでしょうね。 グループワーク形式で様々な立場で就労支援等に関わっている方と討論してきました。 結論的には答えはでない。こういう討論って「答え」を求めるんではなくて、色んな立場の方が知識やら経験、雑感を織り交ぜて、何かしらの方向性が見えればいいんやと

        #13 おめでとう、いってらっしゃい!

          チャレンジラボ2号店open!&近況報告

          どうも、おもさんです。 久しぶりの記事投稿になりました。 だいたいいつもバタバタしているような気がしますが、おかげさまでチャレンジラボは5月1日に2号店である関内店をオープンいたしました。 関内店の管理者は我らが兄貴が担当してくださっています。 兄貴との出会いやドタバタ劇はまたいずれ書くことにします。 同じ屋号でも、少し機能が異なる店舗。どんなスタッフさんとの出会いがあるか。受け皿を広げるというのは、簡単なことではありません。 リハビリ時代も同じでしたが、一つの方法や考

          チャレンジラボ2号店open!&近況報告

          #8 何に触れてるん?

          どうも、おもさんです。 昨日はお世話になっている大坪先生の招待で神奈川県南地域心理士会の懇親会に参加してきました。 あ、実は私心理師でもあるんです。カウンセリングはしないですが、綺麗なお姉さんとお話しするのは大好きです。 第5回の心理師試験で資格取得しましたが、10分の勉強で合格したと吹聴されていますが、そんなわけないでしょう、大坪先生。 3時間はやりましたよ! というと反感もらいそうですが、元々ボディとしての身体と日本語で言うところの「身」というものは別物だと認識しており

          #8 何に触れてるん?

          #7 支援ってなんぞや

          どうも、おもさんです。 先日は2名の方の採用面接でした。土曜日も1名面談兼ねた現場見学。 始めて間もなく事業に仲間入りしたい方が出てきてくださるのはありがたいことですよね。急ピッチで事業構築と展開を進めていきますので、気になる方はぜひ一度弊社にお越しください。狭い空間の中、おしくらまんじゅう状態で行う通称圧迫面接でお迎えいたします。 さて、本題。 支援ってなんぞや 土曜日に現場見学に来てくれた若い男性は、仕事上で面識があり、私に興味を持ってくれたみたいで、先日ラボに見

          #7 支援ってなんぞや

          #6 語っていい領域を拡大しよう

          どうも、おもさんです。 昨日はラボへの入職を検討している男性を連れて、エアコンクリーニングに行ってきました。現場というものを見たいってことで。 ほんの数年前はリハビリの現場見学を多数受けていたものですが、面白いもんやなとしみじみ。しじみ汁飲みたい。 ということで、本題。 あなたの「経験」が他者に語っていい領域となる 基本的なスタンスとして知識マウントを取る人間は嫌いです。知っているか知ってないかで差別化されるのは、答えのある世界だけ。知識なんていうものは現実世界に即し

          #6 語っていい領域を拡大しよう

          #5 経験を糧にしよう

          どうも、おもさんです。 昨日は久しぶりに何もないオフ日だったので、家族で藤子不二雄ミュージアムに出かけました。チケットが事前申し込み制だったので、しっかり申し込んで当日を迎えました。きちんとお金払い忘れていました。 仕方がないので、「通り抜けフープで入れてもらえませんか?」と尋ねましたがダメでした。家族の視線が痛い。タケコプターでその場を去りました。 ということで、本題。 経験を糧にしよう いやぁ耳が痛いですね。以前も沖縄に行ったときに飛行機の時間間違えて帰れなくなっ

          #5 経験を糧にしよう

          #4 ワークショップやってるよ

          どうも、おもさんです。 昨日は横浜市にチャレンジラボ二号店指定申請のための事前面談にいってきました。施設管理者を担当するスタッフにほぼ全ての書類を準備してもらって、僕は金魚の糞のようについていっただけ。有り難し。 必要書類に色んなマニュアルが必要なのですが、その中に「虐待防止マニュアル」、「身体拘束防止マニュアル」というのがあります。 完璧に用意されたそのマニュアルのタイトルがなんと「虐待マニュアル」、「身体拘束マニュアル」でした。いや、やる気満々やないかい! 市の担当者が

          #4 ワークショップやってるよ

          #3 決めてから始める

          どうも、おもさんです。 先日、新規法人さんとの面談機会をいただくためテレアポを行ったときの一コマ。 「チャレンジラボのおもりと申します。統括の○○さんにお電話おつなぎいただけますでしょうか?」 「○○ですね。えっと事業所さんのお名前はチャレンジラブさんでしたでしょうか?」 「いやそれ、結婚相談所みたいな名前になっとるやないですか!?」 で、しばらく爆笑。ワンチャンチャレンジラブもありかなと思いました。 こちらの法人様とのお付き合いはマリアージュするのでしょうか? 成功したら

          #3 決めてから始める

          #2 自分で考えた方がいいこともある

          どうも、おもさんです。 今チャレンジラボでは、障がいのある方と一緒に仕事をしていますが、その中の一つに清掃作業があります。清掃作業については、弊社が事務所としてお借りしているテナントビルの定期清掃から、アパート共用部分の定期清掃、入退去に伴う空室清掃、エアコンクリーニングや草刈りや草木の伐採作業まで幅広く「きれいにする」を仕事にしています。 エアコンクリーニングについては解剖学で培った知識をいかしまして、丁寧にパーツを分解しています。使用する洗剤についても、生理学の知識を

          #2 自分で考えた方がいいこともある

          #1 学びは真似ることから始めよう

          どうも、おもさんです。 連載企画もいよいよ佳境に差し迫ってきました。え、まだ始めてすらいなくないって? いやいや、常に気持ちは佳境です。 ひとまず今回の連載企画の個人的なゴールを設けようと思います。 このnoteの目的と運用方法 2024年7月10日に講演予定があるので、それまで休まず書き続ける。 ざっと100記事以上書くことになるので、記事を厳選して編集し、電子書籍出版する 出版した電子書籍を名刺に組み込み、相手の時間を多大に奪う 被曝する情報量と時間が多くなれ

          #1 学びは真似ることから始めよう

          今日から連載します

          どうも、おもさんです。 しばらくInstagramやFacebookでの投稿しかしてきませんでしたが、少しずつ蓄積型のコンテンツとしてこちらのnoteを中心に考えや想いを綴っていこうと思います。 私は今は就労支援事業をしておりますが、もともとはバリバリに医療現場に身を置いておりました。ですから、障害福祉畑ではなく、理学療法士として医療を接点として人と出会うことが多かった人間です。 まず結論から言えば、今やっていること、今からやろうとしていることは私がキャリアの中で出会っ

          今日から連載します

          自分を躾ける

          最近早起きを始めた。 4時半に起きて、論理の学習をするためである。 最近腕立て伏せを始めた。 毎日限界をみてから眠るためである。 この「〇〇のため」を強要しすぎると楽しみがなくなる。しかし、それは目先のことだ。それですぐに辞めてしまうのは、「〇〇のため」への本気度の問題ではなかろうか。 私は昔から「〇〇のため」が嫌いである。 限定される雰囲気が苦手なのだ。 しかし、無意識的に自分にとって重要であることもうすうす感じていた。 だから、「〇〇のため」と「思う」ことも多い。 そう

          自分を躾ける

          残された時間という発想

          人間の可能性と言う言葉は好きだ。 今レオナルドダヴィンチをモチーフにした神神の復活と言う本を読んでいる。 はっきり言えば超面白い。 彼は科学者であり、アーティストだ。 彼の生存していたヨーロッパはキリスト教信仰が常識的であり、科学などというのは悪魔に取り憑かれた愚行だとされていた時代だ。 そんな時代背景には相容れず、自然現象や人そのもの、そして学問に真摯に、そして情熱的に対峙し続けた人の物語であるから、そりゃ感銘を受けるわな。 ただこの本上下巻で1000ページ近くある上、

          残された時間という発想