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いいね!数の消えたinstagramにただいま。

2019年の春くらいから、いいね数の表示が消えたinstagram。(投稿者本人はわかる。) ものすごく今更感あるのですが、なくなってからしばらくしてInstagramをまた使うようになって、やっぱり好きだなーと思うので書いてみました。

SNS疲労感からの解放

いいね数表示の消えた、2019年春頃は、私は、そもそも表示が消えたのにも気づいていなかった。というのも、その頃、全部のSNS通知を停止し、2〜3ヶ月ほど、ほぼ開かないようにしていた。時期的に妊娠初期〜中期くらいで、悪阻や体調不良で、知り合いの近況を知りたい気持ちよりも、キラキラ投稿による疲労感が勝ってきたためだ。

安定期~後期くらいからまた少しずつ見るようになって、最初は、表示消えたんだなーくらいに思っていた。しかし最近気づいた。いいね数表示が消えてから投稿しやすくなったし、以前よりインスタを見ている時間の精神的な疲れが大きく緩和された。

数値による比較の力は強大

いいねの数なんて気にしてない、と思っていても、インフルエンサー(とまではいかない、フォロワーの多い友人なども)と自分ではそもそも違うと思っていても、数の力は強大だ。

自分のちょっとしたHappy(=投稿)に数値の評価がついてくる。
そしてあの人のHappyは1,000で自分のHappyは10と見たくなくても数字によって幸せの大きさが無意識に脳裏に作られる。

気にしていないつもりでも、人間やっぱり比較しちゃう。

一度比較が始まってしまうと、”評価されやすいHappy”と”評価されにくいHappy”が生まれ、あっという間に自分の幸せを、誰とも知らない他人や社会に規定されていく

つらい。そしてつまらん。
見ててもつまらないし、評価されてもされなくてつまらない。

ただいま、Instagram

気づいたら、最近またインスタ投稿をちょこちょこ始め、楽しんでいる自分がいる。友人の投稿へのコメントをきっかけに、会話をしたり、会う約束をしたり、知らない人の素敵な日々の投稿に癒されたりとメリットもいっぱい。
数じゃない。自分がいいと思ったことは自分の友人や同じ趣味の人には届くし、それが一人いればそれで充分楽しい。
そのことを実感させてくれた、いいね数の非表示に感謝。
ただいま、Instagram。

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