見出し画像

#5 なんでボカロPやってるの?

ボカロPってなんだろう?

私もある程度横のつながりみたいなものもあってそれぞれのSNS投稿などを拝見しますとやや男性が多いものの、もちろん女性もいれば、トランスジェンダーのかたもいらっしゃる。年代で言えばすでに高校生は珍しくもなく普通な存在、逆に驚くのはお孫さんがいらっしゃる方もいらっしゃる。学生ばかりと思いきやサラリーマン、医者だなんだの専門職もいて社会的属性は様々。そして、内的属性としてはたしかに嗜好的にオタク要素は高い傾向にあれど実写系のMVを中心に使われている方も。音楽素養としては音大で学ばれている方もいる一方、理論などどこ吹く風という方も。演奏系も完全打ち込み系も、初音ミク原理主義者もいれば歌い手とのコラボから自身が歌うことにエネルギーを入れる方と本当に様々。
興味あるのはそんな様々な人たちの
「なぜ聞いているだけでなくて作ってしまったのかという初期衝動の力」と
「なぜ続けられているのかというボカロPの内燃機関」


皆さんは、なんで今ボカロPやってるんですか?

私自身は姉がバンドをやっていたことからバンドを始めました。ギターを弾く、バンドをやっているというのはスポーツに興味を持たない(できない)人間にとっては格好の自己同一性の確立のエサであり、ボーカロイドを使った楽曲製作とはその先に普通にあるものでした。バンドマンとしてプロを目指していたような覚えもないようなあるようななので、現在大人というアイデンティティーなんぞもうどうでもいい年齢になってからでもボカロ活動を3年続けていられるのは基本音楽変態だからだと自己認識はしています。

言わせていただければ、労力大変、リターンはほぼない。それどころかお金はそれなりにかかるし、年に2回は(要はボカコレ)、まぁいちいち自尊心の崩壊を経験する。
そんな状況でなぜボカロPがこんなにたくさんいるのか、不思議です。

一般的には、バンド「モテたいためにやる」というのは、ボカロPには当てはまりません。実際現在の若い人たちの恋愛観を示すかの如くボカロ楽曲って恋愛の歌ってとっても少なく、行動原理の中に全く関係のないことがわかります。

まぁ仮説としては
・始めた理由は「承認欲求」 年齢関係ないだろうしね。
・続ける理由は「人と繋がるツールになっている」
 SNSにせよ、何もないよりかは共通の目的目標は仲間意識につながる。

ま、人それぞれなんでしょうけどさ

「僕の唄がいつの日にかまだ見ぬあなたに届きますように。」

って、ことにしておきますか。

皆さんの理由は何ですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?