私もこども。

びしょ濡れで学校から帰宅してきた子供達。
こんな光景、私も昔あったな。。。

今日は私が在宅だからタオルを持ってお出迎え。
私がいなかったら自分たちで何とかしていたんだろうけど、帰宅と同時に「ママーー助けてーーー」の声。

ママがいるって安心だよね。

ふと、思い出したことがあった。

私が高校生の頃、今日の子供達と同じように大雨に遭遇して、びしょ濡れになって帰ったことがあった。

私の母もずっと仕事をしていた人だから、ほぼ不在。

でもこの日は休みだったのか家にいて、笑顔でタオルを持って出迎えてくれた。大丈夫～？と。

高校生ながらにも、母がいる安心感があったのを今でも覚えている。

高校生でもこんな気持ちになるんだから、小学生の子供達にしたらもっともっと安心感があったんだろうな。

私が在宅で今日は本当によかった。

体を温めるのにコーンスープを用意してあげた。
母の愛情もたっぷり入れて。

私は母親にひどく怒られたという記憶が無い。

いつも笑ってくれて、なんとかなっていたのかもしれない。

やりたいことはいつも応援してくれて、結果を出すととても褒めてくれて、自慢の娘なんだよ！というように扱ってくれた。

背が148センチしかなくて、小さいのがコンプレックスだった母はいつも私の頭をなでて、165センチになりますように。とおまじないのように言っていた。

そのおかげか、私は165センチまで伸びることができた。
おまじないは関係ないと思うけど。笑
父が180センチあるからね。

母親というのは偉大な存在で、私がいくら大人になろうともかないっこない。

だって私は母の子供だから。

母が元気なうちは私も子供。

自分が母親になった今でも、母が恋しいし大好きだ。

はっきりと調べたわけではないが、私には愛着障害があると思う。それに加えて軽いHSP。

親の仕事の都合で、4歳から親のいない夜を過ごしていた。6つ上の兄と、4つ上の姉の三人で。

さみしかった記憶が強く残っている。
無理を言っちゃいけないと、我慢した記憶が残っている。
もっと甘えたかったと、苦しい記憶が残っている。

だから、高校生になろうが歳に関係なく母がいるのは安心感があり、嬉しかった。

子どもが、抱っこして。と言ったら抱っこしてあげてください。
しっかりと抱きしめてあげてください。
子どもがママを求める時は、不安になっている時です。
抱き癖がつくから。とか言わずに、抱っこしてあげてください。
抱っこしてほしいから泣いてるんです。一生抱っこされてる子なんていないでしょ。
抱っこできるのなんて数年間しかないんだから、思い切り抱っこしてあげてください。

私は母と公園で遊んだ記憶がない。
ほとんどおばあちゃんと一緒に過ごしてたんだな。

だから、私は自分の子供を産んだ時、専業主婦の道を選んだ。
私が子供の傍にいたかったから。
子供の頃にしてもらえなかったことを、してあげたかったし、寂しい思いはさせたくないと心から思っていた。

自分の欲求を満たす、自己満足なだけかもしれない。

自分の仕事にブランクは生まれたが、自分で決めた事なので後悔はしていないし、子供と24時間常に一緒の経験ができてよかった。

子供達も私のことを偉大な存在だと思ってくれているのだろうか。
ママがいるのが当たり前になってるんだろうけど。笑

母にはかなわない。

生んでくれたことに感謝して、子供達が元気に過ごせていることに感謝して。

世の中のお母さんってすごい！！

子供達の記憶に、愛情あふれる母として残りますように。