フルーツサンドを好きになったきっかけ
あまいものは好きなのですが、こどもの頃は乳製品が苦手だったこともあり、ショートケーキやバニラアイスやシュークリームなどのミルク感が全面に出ているものは敬遠しがちでした。
フルーツサンドもそのうちのひとつで、近年は専門店ができたり、インスタグラムを通して目にする機会が多くなったりして気になってはいたのですが、でも、自分の好きな味ではないしなぁ(フルーツは好きだけど、生クリームの甘さが苦手)…と思い、口にすることはありませんでした。
ところが、ある年の夏。
職場の同僚から、「市川屋珈琲」さんのフルーツサンドが好きで毎月食べにいっている、という話を聞いたのです。旬によってフルーツが変わるから飽きないですよ、とも言われました。
毎月食べたくなるフルーツサンドってどんなものなんだろう?と気になり、実際にお店を訪問。
まずはカラフルで可愛いらしい見た目にときめき、
ひとくち食べておいしさにびっくりしました。
フルーツが瑞々しく、生クリームはあっさり。
パンも口溶けがよくて、すとんと体に入っていく感じ。
これなら、わたしも食べられる!とうれしく思いました。
二度目の訪問は盛夏のころ。
このときの具材は桃だったのですが、黒い器の色と、
桃の淡い色とのとりあわせがとても良くて、食べるのがもったいなく感じるほどでした。
おだやかな雰囲気も居心地が良く、毎月訪れたくなる気持ちがわかるなぁと、しみじみと思いながら味わいました。
大人になっても、好きなものが増えるのはうれしいと感じた出来事です。
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