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もうひとつの母の日

5月の第2日曜日といえば、母の日。
そして第1日曜日は、『国際天使ママの日』。
そう、赤ちゃんやお子さんを亡くした女性のための、もうひとつの母の日。
そして、偶然にもその母の日である今日は、
たった11日でお空に帰った娘の誕生から4年半、月お誕生日でした。

天使ママの母の日、4年半、そして、こどもの日…
この3つが重なり感慨深く、
この4年半、「いろいろあったね」と
今朝夫としんみり言葉を交わしました。

今日は、義実家の交友関係のお付き合いで
あまり行きたくもないバーベキューに行ってきました。
もともと嫁という立場でアウェイなので居心地の悪い会ですが、
娘を亡くしてからはより一層しんどいものになりました。
家族ぐるみの付き合いだと、
どうしても長女の不在を突き付けられるのです。
あの子が生きてたら、と考えてしまうし、
まるで何もなかったかのような周囲との温度差、
とてもワイワイ楽しもうという気持ちになれなくて。

だから喧騒から離れ、
私と3人目の次男がのんびり二人で遊んで過ごしていたら、
「2人目の育児は余裕があるね」と言われました。

2人目
どうもその言葉は傷つきます。

あの子は11日でも生きた。
我が家の戸籍に第二子として刻んだ。
目の前の次男は第三子として誕生している。

娘が亡くなったことを知っているはずなのに、
この何気ないこの一言が、とっても傷つくこと。

そうやって、今日もどこかで傷つき踏ん張る天使ママがたくさんいること。
見えない命を、愛おしく思っている天使ママがいること。

もっともっと世の中に、天使ママの日が浸透するといいなって思います。
無神経な一言を言う人が減りますように。
悲しみに寄り添う人が増えますように。
見えない小さな命を共に大切にできる人が増えますように。
もっともっと天使ママの話を、お空の子の話ができますように。
そんな優しい世の中になるといいなと思います。





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