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「今日からヒットマン(第4話)」もはやサラリーマンより副業が忙しい主人公自身が跳弾みたいなもの?

コンビニという組織内での、それも習志野VS船橋という千葉県内の抗争話になっているわけだが、このローカル感があって面白くなってる原作なのはわかる。そのローカル感の中でサラリーマンが殺し屋やっててもおかしくないだろうと思わせる感じね。単なる私の千葉県に対する偏見の心が入っているのはいうまでもない。そんなローカル感の中では相葉雅紀は似合った主人公だ。だからこそ、これが最後の主演になる感じもする。

で、まずは後輩から山本舞香との仲を取り持ってくれと言われ、流れでうまく行くも、山本を追いかけていた船橋支部の連中に二人で拉致されてしまう。そして、仕方なく拳銃と共に出かける相葉だが、回を重ねるごとに殺し屋の風貌になってきているのが面白い。

しかし、相変わらず本物の「二丁」亡き世界での殺し屋修行はネットで行う。今回のレッスンは「跳弾」。弾を跳ね返して敵を撃つという凄技。それを行うにはフルメタルの弾丸が有効という話。ネットの画面では、それがあるから弾に当たらないように気をつけろという話になってるのは、この辺りの描き方で後で色々問題があるのでしょうね。放送コードとしてこの辺りのレッスンをどこまで流していいのかもわからない世界だしね。

そして、しっかりと本多力が相葉にフルメタルの弾丸を渡すところも見せているしね。で、ここで本多は、フルメタルの弾丸なら弾が貫通するから死に至る確率が少ないとか言ってるけど、そうなの?破壊力はあるのだろうからやはり危ないと思うのだが・・。

そして、その跳弾を成功させるシーンも一回で成功させないのがミソだし、それを行う前に、山本を「相棒」と言ったりするシーンもなかなか決まっていました。しかし、山本舞香のなんともいえぬキャピキャピのやさぐれ感もありの芝居はこのドラマでは有効ですね。とにかくも、このドラマ、アクションシーンはなかなか楽しい。

そして、今度は船橋VS習志野の標的になってる元コンビニ幹部登場。彼が雇ったスナフキンと呼ばれる殺し屋、栗原類が出てくる。船橋の加勢をすると言って船橋の面子を一撃。次に狙われるのが相葉ということらしい。次なるアクションシーンがなかなか楽しみではある。

そして、今回ずーっとパラレルで出てくる「オッパッピーの味噌ラーメン」ドラマの後に食べたくなる感じはお見事。しかし、小島よしお、ネットで再ブームみたいなことが書いてありましたが、これから寒くなりますので身体にはお気をつけください。そして、私たちも殺し屋には気をつけないとねというドラマなわけですよ。でも、世の中、普通に真面目に生きていても流れ弾は避けられなかったりしますよね。

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