陽向走太(谷口浩之)

ビデオ映像クリエイター、インターネットコンテンツ製作者。 電子機器メーカーの機械設計者…

陽向走太(谷口浩之)

ビデオ映像クリエイター、インターネットコンテンツ製作者。 電子機器メーカーの機械設計者をへて、数年前から、ビデオ制作を生業の中心にしています。ビデオ撮影編集リーズナブルに請け負います。TwitterにDMください。YouTubeを中心に制作発表したビデオコンテンツ5000本程度

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  • 2022年新作映画レビュー

    2022年に見た新作映画のレビューです。

記事一覧

「くるり~誰が私と恋をした?~(第7話)」甦る記憶。それを知ることは幸せなのか?

最後に生見愛瑠が少し長めに、雨の日に瀬戸康史の家に飛び込んでいく記憶が戻ってくる。今までも記憶の断片が出てきたが、今回のは少し長め。あと、ドラマもあと3回という…

「Destiny(第7話)」"真実って何?"と聞く者の向こうには創られた真実がある

あまり話は進んでいないが、今回のラストは放火の犯人が矢本悠馬だったということがわかり、その向こうに大きな闇を感じた。そう、矢本は仲村トオルの息がかかり、大きな事…

「アンメット ある脳外科医の日記(第6話)」記憶が戻る道が見えてきたが、いろいろと内にも外にも障害がありそう

ラスト、抗てんかん薬を飲む量を増やしたら、昨日、豚骨を食べたことを覚えていたと走り出す杉咲花。つまり、杉咲の記憶喪失は「てんかん性健忘」であり、井浦新は、その薬…

「366日(第7話)」静かに歩み出し、簡単に転けて、未来の視界はよく見えないが・・。

眞栄田郷敦の社会復帰が今回のメインステージではあろう。「くるり」とは違って、同じ会社の同じ部署に再配属されるということではないらしい。どちらかといえばシニアの仕…

「95(第7話)」 究帝覇兄みたいな語呂合わせの中には、空っぽの頭しかないわけで・・。

高橋海人は、やはり、松本穂香と関係を持ったあたりから変化した感じであるのか?そのくらい、女のブラックホールには影響力がある。そこは桃源郷だが、振り返れば何も変わ…

「季節のない街(第8話)」今日で全てが終わるさ、今日で全てが変わる、今日で全てが報われる、今日で全てが始まるさ

ガンモドキの後編。しかし、この作品、ディズニープラスで流すことが前提だったのでしょうね。変な、地上波のコンプライアンスで寸止めされたドラマではない。そして、この…

「アンチヒーロー(第6話)」判事が政界とつながって昇進していく国の闇の深さ・・。

前回の岩田剛典が長谷川博己から何かを請け負ったところからドラマは始まったが、今回はその「何」の答えは明確には見えてこなかった。だが、もはや長谷川の事務所の人々は…

「ミス・ターゲット(第5話)」いろんなところに身元がバレ、自分でも告白する先には?

上杉柊平の店に「金払え」と闇金の八嶋智人がやってくる。友人が2千万円を借りて、その連帯保証人になっていたという話。本当に、いい人でも、借金の連帯保証人にはなって…

「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱(第6話)」幽霊と話せる幸せみたいなもの

今回は、前回、幽霊がいると教えられ宮本茉由が倒れたところから。そして、仕方なく友人の家に泊めてあげることにする。が、宮本は幽霊がいてもいいから、住み込みにすると…

「東京タワー(第5話)」熟女好きの大学生とは、ロリコンより変態かもしれない

このドラマで最も、ただエロを追求したような演出がされているのは、松田元太とMEGUMIのSEXシーンである。今回は、最後にそれを娘の池田朱那に見られてしまう。こうなった…

「街並み照らすヤツら(第4話)」寂れた商店街にはいろんな思惑がある。そして、祭りはやらないの?

いろいろ、偽装強盗事件はバレてきてるのに、それをうまく使って自分の利権をなんとかしようとする者ばかりで、これ、誰が得するの?というところが面白いドラマなのですよ…

「花咲舞が黙ってない(第6話)」亡くなった娘の銀行口座に残った恋心

銀行の合併という話が決まって落ち着かない今田美桜と山本耕史。今回は、臨店班ネタではなく、寿司屋で知り合った宮崎美子の持っていた、亡くなった娘の預金通帳の不可解な…

「君が獣になる前に(第7話)」何回でも終わらせてしまいたいのが今の日本ということか?

北山宏光と深水元基が、高橋光臣と玉城ティナがいるところをつきとめて駆けつける。玉城は高橋を殺そうとしている感じだが、結果的には、高橋が自分から命を落とす。そして…

「イップス(第6話)」 なんで二人がイップスになったのかはわかったが、勢いがないドラマですよね

前回、バカリズムが誘拐されて、それを探すまでの今回の話。ドラマの主要な謎がここで解けてくるのだが、そういうサスペンス感が全くなく、「どんぐりころころどんぶりこ」…

「ダブルチート 偽りの警官 Season1(第4話)」美女詐欺師と宗教法人という美味しい世界

映美くららという女優さんは、宝塚の女役トップスターの佇まいを今も残す可愛い女優さんだ。ということで、彼女がヒールの役をやったのを見た覚えがないが、今回の詐欺師、…

「JKと六法全書(第5話)」裁判員裁判を勝つことは世の中の常識非常識を追求すること?

このドラマ、女子高生が弁護士として法廷に立つということで、ラノベ風のドラマと思って舐めていたら大変。日本の法廷のあり方をなかなか細かく描いていて面白い。司法ドラ…

「くるり~誰が私と恋をした?~(第7話)」甦る記憶。それを知ることは幸せなのか?

最後に生見愛瑠が少し長めに、雨の日に瀬戸康史の家に飛び込んでいく記憶が戻ってくる。今までも記憶の断片が出てきたが、今回のは少し長め。あと、ドラマもあと3回というところで、次回あたりから一気に、記憶が失われる前の生見の姿がわかってくるということなのかも知れない。 その前に、今回は瀬戸が昔、バスケットボールを辞めたきっかけになった事故の話を精算する話。このドラマの中で、最も生見の生きる糧になってる元カレが瀬戸だろう。花屋というなかなか素敵な仕事をやっていて、いつでもその店に生見

「Destiny(第7話)」"真実って何?"と聞く者の向こうには創られた真実がある

あまり話は進んでいないが、今回のラストは放火の犯人が矢本悠馬だったということがわかり、その向こうに大きな闇を感じた。そう、矢本は仲村トオルの息がかかり、大きな事務所に移ることになったわけだ。その見返りに仲村の家に火をつけたというのはちょっとわかりにくいが、証拠隠滅?でも、この火事で仲村は重傷を負っているわけで、何が目的かわかりにくい。 あと、石原さとみに事務官でついている曽田陵介が、仲村と通じてることもわかった。金が動いているのだろうが、仲村は何を考えているのか?石原をはめ

「アンメット ある脳外科医の日記(第6話)」記憶が戻る道が見えてきたが、いろいろと内にも外にも障害がありそう

ラスト、抗てんかん薬を飲む量を増やしたら、昨日、豚骨を食べたことを覚えていたと走り出す杉咲花。つまり、杉咲の記憶喪失は「てんかん性健忘」であり、井浦新は、その薬の量を加減することでてんかんは起こらないが、記憶も戻らないという塩梅の状況を作り出していたのだ。そのために、彼女のデータをPCから消していたことでもそれが正解なのだろう。そして、このことは、岡山天音も知らなかった。そう、だんだん、杉咲の記憶が無くなったことで、それを自分の利益に繋げていったことがはっきりしてきたわけだ。

「366日(第7話)」静かに歩み出し、簡単に転けて、未来の視界はよく見えないが・・。

眞栄田郷敦の社会復帰が今回のメインステージではあろう。「くるり」とは違って、同じ会社の同じ部署に再配属されるということではないらしい。どちらかといえばシニアの仕事を手伝う感じのようだ。で、ここでの仕事はPCでデータをやり取りするような感じみたいなわけだが、PCの使い方みたいなものは、あまり劣化しないで記憶の倉庫にあるものなのだろうか?私など、記憶喪失したとして、そこが消えたらもう今の仕事はできないわけで、ある意味、怖い話ではある。 そして、そのわからなさを図解していけばいい

「95(第7話)」 究帝覇兄みたいな語呂合わせの中には、空っぽの頭しかないわけで・・。

高橋海人は、やはり、松本穂香と関係を持ったあたりから変化した感じであるのか?そのくらい、女のブラックホールには影響力がある。そこは桃源郷だが、振り返れば何も変わらぬつまらぬ日常がある。その辺は「東京タワー」を見た方がわかりやすいかwそう、高橋の恋の指南役が一回り上の女(桜井ユキみたいなね)だったら、彼の気持ちはもっと荒廃していっただろう。 そして、空手を習いに行きながら、気に入らないと武力で制圧しようとする毎日。そんな中で、中川大志の柔な感じも気に入らないし、チームってなん

「季節のない街(第8話)」今日で全てが終わるさ、今日で全てが変わる、今日で全てが報われる、今日で全てが始まるさ

ガンモドキの後編。しかし、この作品、ディズニープラスで流すことが前提だったのでしょうね。変な、地上波のコンプライアンスで寸止めされたドラマではない。そして、このくらいのものは、過去には平気で作れたのに、今では作ることもできないという虚しさも感じる。そして、地上波での放送も深夜である。前からわからないが、深夜なら放送コードが甘い的な感覚はなんなの?誰でもスイッチ入れれば見られるテレビだからという人もいるかもしれないが、深夜だって、小さい子がスイッチ入れれば見られるだろ。11PM

「アンチヒーロー(第6話)」判事が政界とつながって昇進していく国の闇の深さ・・。

前回の岩田剛典が長谷川博己から何かを請け負ったところからドラマは始まったが、今回はその「何」の答えは明確には見えてこなかった。だが、もはや長谷川の事務所の人々は、彼が持ってくる案件が皆、色々と彼が追う冤罪事件に関係してるということに気づき、それをボードに書き出し始める。だが、これ、視聴者にはわかりにくいですよね。ただ、彼がやってるのは、日本の司法のあり方に対してのアンチテーゼであり、正義とは何か?三権分立とは何か?というところの答えが、ドラマの行き着く先でどう説明されるのかは

「ミス・ターゲット(第5話)」いろんなところに身元がバレ、自分でも告白する先には?

上杉柊平の店に「金払え」と闇金の八嶋智人がやってくる。友人が2千万円を借りて、その連帯保証人になっていたという話。本当に、いい人でも、借金の連帯保証人にはなってはいけない。それを聞いた松本は、結婚詐欺師に戻って、八嶋から金を奪う計画を立てる。まあ、お金が八嶋の周りでぐるぐるするなら問題ないのだろう。そう、経済ってそういうものだから、資産があれば損はしないということ。 それよりも、八嶋は松本を自分の女にしたいというのが本音なのだろうに、そういうところが苦手そうに描かれてるのが

「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱(第6話)」幽霊と話せる幸せみたいなもの

今回は、前回、幽霊がいると教えられ宮本茉由が倒れたところから。そして、仕方なく友人の家に泊めてあげることにする。が、宮本は幽霊がいてもいいから、住み込みにするという。とにかく、彼女の頭にはここで花火を習うことした考えていないようだ。他に何かない感じはわかるが、そうなの? 今回は冒頭の方で橋爪功がコスプレしていたのが面白かったですね。これはプレスリーなの?中には肉襦袢みたいなのきているが、これ、脚本にはどう書いてあるのか見たいところ。歳はとっているので、最近、おじいちゃん役が

「東京タワー(第5話)」熟女好きの大学生とは、ロリコンより変態かもしれない

このドラマで最も、ただエロを追求したような演出がされているのは、松田元太とMEGUMIのSEXシーンである。今回は、最後にそれを娘の池田朱那に見られてしまう。こうなったら、基本家庭崩壊でしょ。もう、池田はトー横娘になる展開にした方が面白い。 というか、何故に、主役でもない2人のSEXをこんなにいやらしく、獣的交尾に表現するのか?それは、板谷由夏と永瀬廉のSEXを綺麗に見せるため?そういう映像表現なら、どうも私はついていけない。男と女、交尾するときは、綺麗もけがわらしいもない

「街並み照らすヤツら(第4話)」寂れた商店街にはいろんな思惑がある。そして、祭りはやらないの?

いろいろ、偽装強盗事件はバレてきてるのに、それをうまく使って自分の利権をなんとかしようとする者ばかりで、これ、誰が得するの?というところが面白いドラマなのですよね。最初から書いているが、チープな脚本だから面白い。 大体、保険金払ってる方の社員が、保険金は持ってっていいからこの街から出ていけと言って、保険金が入った人間が夜逃げし出したということは、つまり、商店街の再開発用地を買収するために、この偽装強盗は船越英一郎にとっては好都合だったということですね。 そして、刑事の吉川

「花咲舞が黙ってない(第6話)」亡くなった娘の銀行口座に残った恋心

銀行の合併という話が決まって落ち着かない今田美桜と山本耕史。今回は、臨店班ネタではなく、寿司屋で知り合った宮崎美子の持っていた、亡くなった娘の預金通帳の不可解な出し入れについて調べる。その預金先が合併先の産業中央銀行のものということもあって気になったというところもある。 娘は、もやもや病の薬の開発に励んでいたという。この間「アンメット」で杉花先が手術したやつである。この被り方は偶然とは思うが、これで、私の脳裏には「もやもや病」というもやもやする病名が残った。どうでもいいが、

「君が獣になる前に(第7話)」何回でも終わらせてしまいたいのが今の日本ということか?

北山宏光と深水元基が、高橋光臣と玉城ティナがいるところをつきとめて駆けつける。玉城は高橋を殺そうとしている感じだが、結果的には、高橋が自分から命を落とす。そして、次の日、その時間にテロは起こらない。 ほぼ、これでエンドマークを出してもそれで事は解決した感じにはなるが、自由になったベッキーが玉城に毒ガスの鞄を置いて去る。そして、それをふりまきに地下道に現れる玉城。そこには、北山も鳴海唯もいた。そして、玉木も含め三人は朽ちる。ということで、エンドマークではなかった。まだドラマは

「イップス(第6話)」 なんで二人がイップスになったのかはわかったが、勢いがないドラマですよね

前回、バカリズムが誘拐されて、それを探すまでの今回の話。ドラマの主要な謎がここで解けてくるのだが、そういうサスペンス感が全くなく、「どんぐりころころどんぶりこ」という歌詞となぜか歳とったアミーゴの姿だけが残る。で、何故に今鈴木亜美で、染谷将太がそのファンという変な設定もいらんだろうと思った人は多いだろう。そういうドラマなのである。脚本家はこれが面白いと思っているのかもしれないが、全くもって面白さを感じないのだ。そして、そういういらないシーンにイラッとする。 イラッとするのは

「ダブルチート 偽りの警官 Season1(第4話)」美女詐欺師と宗教法人という美味しい世界

映美くららという女優さんは、宝塚の女役トップスターの佇まいを今も残す可愛い女優さんだ。ということで、彼女がヒールの役をやったのを見た覚えがないが、今回の詐欺師、なかなかの好演であった。これだけ、口がうまくて綺麗なら、いろんな詐欺ができそうである。 で、今回、彼女がやっているのが墓じまい詐欺。個人の墓を親族がいなくなっても安心な永代供養の場に移すという詐欺。一人当たり30万円というが、代々伝わる墓なら、それが何百万にもなるという話。そして、口の上手い彼女が営業をやって、偽の坊

「JKと六法全書(第5話)」裁判員裁判を勝つことは世の中の常識非常識を追求すること?

このドラマ、女子高生が弁護士として法廷に立つということで、ラノベ風のドラマと思って舐めていたら大変。日本の法廷のあり方をなかなか細かく描いていて面白い。司法ドラマというのは内容からして堅苦しくなるので、避けている部分を、主人公が女子高生という柔らかさを逆手にとってちゃんと描いている。 今回のクライアントは、幸澤沙良の高校の先輩で「お助け天使ノノ」とネットで呼ばれている北村優衣。彼女がホストから2000万円騙し取り、殺人未遂と詐欺罪で逮捕されたというもの。まあ、実刑で20年く