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『第三にして、最も贅を尽くした和酒』浄酎-PurifiedSpirit

最近、日本酒を飲んだのはいつだろう?

子どもの頃、祖父の家を訪れた際に記憶に残っているのは、古びた大きな棚だった。
背伸びをして棚を覗き込むと、墨字で描かれた瓶が立ち並ぶ。
子どもだった私にはわからなかったけれども、祖父が好きだった日本酒がそこには並んでいたのだと思う。
思えば、大人になった私は日本酒に触れる機会は少なくなった。
自分の家にも、ましてや友人の家にも祖父の家のように日本酒が並ぶ場面を見ることはない。数少ない、お酒好きの友人の家でもワインやウイスキーが並ぶことがほとんど。
日本酒が並ぶ様をみることは、居酒屋に訪れた際くらいになってしまった。

昔から側にあったようで、実はいない。近かったようで、遠い。

今を生きる若者にとって、日本酒はそうした距離感なのではないだろうか。

徐々に、確実に日本酒文化に立ち現れる危機。

実際日本酒文化に今、危機が訪れている。
ビールやウイスキー、様々なお酒がグローバル化が進む中で取り入れられる中、日本酒の酒蔵は約4000ほどあったところから、約1500ほどまでに半減。
ビールやウイスキーのように、日本酒をグローバル化しようとしてもそれもできない。
それは、「新しきものが愛でられる」という日本酒の性質によるもの。
海外に輸出する際にどうしても時間がかかり「旨い時期」を逃してしまうこと、加えて常温保存も困難なデリケートさを持つが故に長期間ストックさせることが至難の技。
そうしたことが重なり、海外市場へ進出することを困難にしていた。
守ることも攻めることも難しく、日本酒文化の衰退は決定的なように見えた。

日本酒へ「ピュア」に向き合った結果、生まれたのは最も「ピュア」な和酒だった。

第三にして、最も贅を尽くした和酒「浄酎」。
職人たちの手で作り出され、選び抜かれた日本酒をさらに浄溜することによって生まれた日本酒、焼酎に次ぐ、これまでにない全く新しいお酒。

この状況を打開すべく立ち上がったのが「浄酎-PurifiedSpirit」を開発したナオライ株式会社だったのだ。
ナオライが開発したのが、「低温浄留」という独自の技術。
熱を加えない浄留技術によって日本酒由来の「ピュア」な風味と香りをそのままに、ウイスキーのように「時間が経つほどに丸く深みを増す」新しい第三の酒を製造することに成功したのだった。

懐かしさに触れたいという「ピュア」な気持ちを、あなたの側に。

実際に浄酎を口にしてみると、まろやかな甘みが舌を包み、日本酒独特の冴わたる香りが奥深くに広がっていく。日本酒のように親しみ深く、ウイスキーのような余韻を感じさせるそんなひとときがもたらされていた。味を舌で探究する。その時間は味の「ピュア」さと共に私の「ピュア」さに向き合うようなじっくりとした対話の時間なのだと思う。

今日は中華、明日はイタリアン。
食事が多様化したこの時代だからこそ、ふと、「和の純朴な深み」に触れたくなる時がある。
昔と比べて日本食も、日本酒も、毎日のように触れなくなったからこそ、時間をかけて飲むことができる浄酎は、懐かしくも新しい瞬間を私たちに届けてくれるのだと思う。

ふと、お刺身が食べたくなる時があるように、
ふと、日本酒のお米の香りをちょっと楽しみたくなる。

そんな時のためのボトルを一本、家の戸棚に置いておく。
昔ながらの懐かしい風景であり、今の時代には新しい風景。
そんな風景がこの先も生み出され残り続けていくために、このお酒は生まれたのかもしれない。

日本人の心の奥底に残った「ピュア」な気持ちを、あなたの戸棚にも一本置いてみてはいかがだろうか。

製品情報

・浄酎-PurifiedSpirit

・MIKADO LEMON

・運営企業(ナオライ株式会社)

I am CONCEPT. 編集部

・運営会社

執筆者:澤海渡

・Instagram

https://www.instagram.com/i_am_concept_rhr/?hl=ja

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