［イオンシネマ皆と同じように見たい、気持ちは分かるけど、車いすも杖も使う私の意見］

※ 書きたいこと全部書いたら長くなったので、時間がある時に読んで下さい。私が長く書くのはそれだけ怒ってたり、モヤついたりしてます。

私が［イオンシネマでの車いすユーザーの方言動］の投稿を閲覧したのが、昨夜なのですが…。

Xからの引用方法が私には分からないので、ざっくりと説明させてもらうと…

【プレミアムシート買ったんだから、映画館の段差を自分は登れないので、車いすごとあげて欲しい。何回か同じことができたのに、今回は拒否されてしまい、悲しい。】

と言った内容。

これに賛否両論あるようで

①車いすをスタッフだけであげるのは無理、避難誘導時に対応不可となるし、無知な介助は危険。

②そこまで言うなら車いす席、あなた達が使いなさい、首が痛くなるから。

主にこの2つの意見。

私は前者つまり①の意見の方、そちらに賛成です。
なぜかって理由があって
①首が痛くなると言う理由だけなら、自宅で見れば良い

②社会的に車いすユーザーを介助して、プレミアムシートまで誘導というか介助というか、それがまだできる設備がまだ出来ていない

この2つの点から、私は前者の意見側の人間、本当に最近地震など災害が増えている、その時、プレミアムシートにいても逃げられるなら、構わないかもしれません。
（トゲのある言い方ですみません。）

強いてもう1つ言うとしたら、何度かお願いしたことがあると言っても、毎回同じスタッフが対応できるわけではない。という働き手、スタッフ側の現状も理解しなくてはいけない。

※話題からはそれた話になりますが、昔の障害者への偏見、がいかに無くなってきてるかも含めて少し書くのでどうか最後まで読んで下さると幸いです。

昔、20年、30年前は障害者は家にいろ、みたいな偏見が当たり前でした、私はその当時杖も使ってなかったし、使ってたとしたら子供用車いすと今よりゴツい装具、足の補助具だけで介助者はいたけれど、私はバスに乗るだけで可愛そう、ケガしたの？わかったように頑張れと言われる幼少期を過ごしてきたんです。

でも今は問題が完全に解決したわけではないけど、車いすで出かけても、そこまで文句は言われないでしょう。

どうですか？

公共の場で怒鳴られたり、は昔より減ったと思うのですが。

皆と公共の場に出ることが可能になりつつあるのだから、私たち障害者は［合理的配慮｣も［差別解消法］も福祉に関わる当事者やその人に関わる支援者の存在を忘れてはいけない絶対に。

全部の制度を私自身は理解出来ていないけれど、それでも公共の場で介助を受けるなら、現実的に可能な限りで、こう言った介助が必要、理由はこうだから、と説明しなくては。

そして今回、私がいちばんモヤモヤしてるのが、プレミアムシートを使いたいと言った人がインフルエンサーだからと言う状況もあるんです。

メディアにも出演している、有名な方なので、そういった方は、その内容を安易に投稿して良いのか考えて欲しい、ただ自分の要望が叶わなかった悲しいだけじゃなく、自分がそれを実現したいなら、要望書を書くなり送るのが、まずは先ではないか。

そういったトラブルがあったとして、両者の意見をハッキリさせて、落としどころ、つまり車いすユーザーの方も、会社的にも無理がない範囲で、結果として、こうなりました。

事実関係は明らかにしてから、それからの投稿にして欲しい。

じゃないと関係ない障害者まで巻き込んでしまうから。
車いすの人って皆がそういう事を言う、といった印象だけが広まってしまう可能性もなくはない。

ネットはいつまでも残り続ける。
だからこそ投稿するなら、責任を。

私は車いすを使うのが、怖くなってしまった、Yahooニュースにも掲載されているようですし、他にもそう思う人がいるかもしれない。

車いすや補助具が必要な人たちはどうやっても、目立ってしまう。社会からはじき出されないように、過ごしてる人が多いかもしれない、だからこそ私も言動に気をつけなければ。
そう思いました。