見出し画像

【社員インタビュー】スポーツテックで勢いがありそうな会社が入社の決め手に|シーン#09 PLATFORMフロントエンドエンジニア 行場 秀友

RUN.EDGEの社員にインタビューをする「RUN.EDGEのはたらく『シーン』」。一人ひとりの社員の回答から、RUN.EDGEの社内の様子やメンバーの特性を知るきっかけになればうれしいです。今回は、PLATFORMフロントエンドチームで開発リーダーとしてご活躍中の行場さんに答えていただきました。

行場 秀友|Gyoba Shusuke
大学卒業後、システム開発会社に入社し汎用系システムの開発に従事。その後Webエンジニアにキャリアチェンジして、複数のWebシステムの開発に携わる。
2022年にRUN.EDGEに入社し、スーパーフォーミュラ公式アプリ「SFgo」の開発を担当。


ーRUN.EDGEに入社した決め手を教えてください。

キャリアは一貫してエンジニアですが、RUN.EDGEの前に何社か経験をしています。
キャリアの始まりはWeb系ではなく、汎用系のシステムを作っていました。
保険のシステムでしたが、結構古い言語を使用していました。SESの会社で、初めて配属された現場は、20代は僕1人みたいな環境でした。
セキュリティも厳しくて、今のようなリモートでアクセスするなんて考えられない環境でした。自分もまさかそういう現場に入るとは思っていませんでしたね。

だから続けて行くうちに、やっぱりWeb系の開発がしたいなと思って、空き時間に自分で勉強したりしていました。結局4年間くらい経って、Webエンジニアにキャリアチェンジすることを決めました。

次の会社は小さめの会社だったのですが、バックエンドもフロントエンドも両方できるような環境で、PHPを使ったバックエンドの開発やフロントエンドでJavaScriptやHTML、CSSを書くようなこともしていました。

途中、証券会社のシステム開発に携わる機会があって、その時に株主の方から、クラウドファンディング事業をやりたいという話があり、クラウドファンディングシステム開発をしながら代表取締役の役割もすることになりました。
当時の株主が業務停止してた会社をM&Aし、新体制の元、会社の立て直しをするというタイミングだったのですが、代表への打診は結構いきなり来たので、最初は驚きました。
株は自分が取引する分には知識がありましたが、その裏側は全く知らない状態だったので、かなり困りましたし、もうとにかく分からないので周りに相談しました。
どうやったら売り上げが立つかという部分から、体制づくりなどにも関わりました。株主の方々に囲まれて、胃が痛くなりながら、でも自分にできることをがむしゃらにやっていましたね。今思えばとても良い経験になりました。

その後にフリーランスともう2社経験をして、RUN.EDGEに入社しました。
RUN.EDGEを知ったきっかけは、PITCHBASEに興味を持ったことでした。僕は見た目から想像できないというか、よく絶対嘘だって言われるのですが(笑)、小学校から高校まで野球をやっていて、甲子園も目指していました。
今はプレーしないですが、野球は好きだったので、野球のプロダクトを作ってる会社に興味を持ったというのが始まりでした。
採用面接の時に、たぶん野球以外のプロダクトに関わることになりそうですけど、大丈夫ですか?的なことを言われた記憶がありますが、会社説明を聞いて、そこはどのプロダクトでも良いなと思っていたので了承しました。
決め手となったのは、やっぱりスポーツテックの企業で、勢いがありそうな会社だなという印象だったことと、社長である小口さんのビジョンというか、考えていることが面白いと感じたことです。
FL-UXのように、既存のシステムを他の分野にも横展開するなど、将来的にも伸びていきそうな会社だなと感じ、最終的に入社を決意しました。


ー入社して驚いたことがあれば教えてください。

ほぼフルリモートという話は、入社前から聞いていましたが、本当にリモートで未だに1回も会社に出社したことがないのは驚きを感じています。
僕は今、パートナーさんが多いチームにいることもあると思いますが、リアルに会ったことがある人は、出張時に開発統括マネージャーの阪口さんにお会いしただけです。

仕事に支障がある訳ではないし、元々フルリモート希望だったので、それはそれでいいのですが、ここまでとは・・!と思いました。
今後は会社のイベントなどにも参加して他のチームの方にもお会いしてみたいですね。


ーRUN.EDGEではどんなお仕事をしていますか?

「SFgo」というスーパーフォーミュラのアプリ開発を担当しています。
僕は全然レースに興味がなくて、プロダクトに関わる前は、F1すらあまり見たことがなく、テレビでたまに流れているハイライトみたいなものをチラっと見たことがある程度でした。ドライバーも限られた本当に有名な人くらいしか知らなかったですね。だから、最初は競技の知識から勉強しました。

ローンチ後はレース開催日に会場へ出張していて、今年は全国各地のレース会場を回りました。
実際の作業場所は会場から少し離れた小屋みたいな所で、レースが白熱している雰囲気とかあまり伝わってこないですね(笑)。
そこで映像のチェックやアプリの動作確認、サーバーの確認などもやっています。


ー一番テンションが上がったお仕事やエピソードを教えてください。

スーパーフォーミュラのレースは月に1回あるかないかぐらいの頻度ですが、それに向けて、シーズン中はほぼ月1のタイミングでリリースをしています。
このアプリケーションはファン向けに展開されているものなので、レース中は、もちろん動作確認を入念にしているのですが、それをしながら、X(旧:Twitter)などでの実際のユーザーの反応は気になります。
やっぱりネガティブな反応を見ると、ちょっと気持ちがどんよりしちゃったりしますね。アプリ側の問題ではなく、サーキットの通信環境の問題で映像が飛ばなかったりすることもあるのですが、「映像が見れないから返金してほしい」みたいな声をいただくこともあって、そういうの見ると、グサっと心にくることはあります。

その反面、コアなファンの方たちも沢山いて、「本当に最高だ」みたいな感じの反応を見るとやっぱりテンションが上がります。
SFgoは22台のオンボード映像を画面を切り替えて見ることができたり、好きなドライバーのオンボードを見ながらテレメトリーデータやGPSの情報を見たり、無線の音声情報が聞けたりして、日に日にバージョンアップしているのですが、「SFgoの映像が本当にすごい」とか、「SFgo神アプリ」とか、「無線がここまで聞けるなんて他のアプリにはない」みたいなことをつぶやいてくれたりする人達がいて、そういうの発見すると、やっぱり嬉しいですね。


ーチームはどのような雰囲気ですか?

今は開発統括マネージャーとの2人体制で、他にパートナーさんも一緒に開発をしています。
今後は体制も少し変わってチームメンバーも増えるので楽しみですね。新しいチームメンバーとは今後コミュニケーションを沢山取るようにしていきたいと思っています。


ー平均的な一日の業務スケジュールを教えてください。

基本リモートワークで、外出もほとんどない職種なので、お昼休みに家でご飯を食べたら、ちょっと家の周りを散歩するなどは意識していますね。そうしないと、もう本当に歩かな過ぎるので(笑)。
あとは、仕事が忙しくない時にはたまに平日もジムに行ったりもします。身体を動かさないとちょっと調子が悪くなるというか。忙しい時は全然そんな時間はないので、不定期ですが、仕事後や土日に行ったりします。

今年はスーパーフォーミュラのレースに合わせて出張していたのですが、出張の時は当日行くときもあれば、前の日から行く時もあります。
走行が午後からの時は朝早く家を出て、お昼ぐらいにサーキットに着くようにしていたり、朝から走行がある場合は前泊するなどですね。当日は基本ずっと会場にいます。
出張の移動中はSlackを確認したり、仕事をすることもありますが、僕は乗り物酔いをするので、移動中に仕事するのがあまり得意ではないです。
特に新幹線は辛いので、本当に最低限のことだけやって、あとは酔ってコンディションが悪くならないように気を付けて過ごしています。


ー休日はどんな風に過ごしていますか?

休日は子供との時間を過ごすことが多いです。 
まだ子供たちが小さいので、公園に行ったり、自宅が海に近いのでよく行きますね。
あとは近くにショッピングモールが結構あるので一緒におやつを食べたり、家族サービスがメインです。自分の趣味はだんだん歳を取ってからなくなってきた感じがします(笑)。子供が小さいので自分の趣味どころじゃないということもありますが、自分の趣味が何か分からなくなっていますね。今は子育て中心で家族との時間を第一優先に過ごしています。

娘達と海に行った時の写真


ー子育てとRUN.EDGEの働き方は両立できていますか?

忙しい時は妻に全部任せてしまう時もありますが、普段はお風呂に入れたり、寝る前に本読んだり寝かしつけをしています。日中は保育園に行っているので、帰ってきてご飯が終わった後の時間を受け持っている感じですね。

それから、保育園から急に電話がかかってきてお迎えの呼び出しがあったりしますが、妻が対応できない時に僕が行ったりします。これはリモートワークとフルフレックスのいいところですよね。例えば熱が出て、迎えに行かなきゃいけなくなったときも、迎えに行ってそのまま病院に連れて行ったりできます。以前の会社では全出社の環境も経験していますが、そういうとき困ったので、やっぱりRUN.EDGEの働き方はすごく子育てがしやすいなと思ってます。柔軟な働き方ができるのでありがたいですね。

あとは、根本的に子供との時間が増えたというか、平日も子供と一緒にいる時間が取れるようになった事も良かったです。やっぱり出社すると朝早く家を出て、帰りも夜どうしても遅くなるので、そうすると帰ってきた頃にはもう子供たちは寝ているという状況になってしまいます。それがなくなって、平日も時間がある時は一緒にご飯食べたりできますし、そのおかげなのか分からないですが、やけに子供たちが懐いている気がするので、それは嬉しいです。


ー今後、どんな仲間が増えると嬉しいですか?

どんなサービスを作ったら面白そうかみたいなことを議論できる開発者が増えたら面白いなと思います。ただ言われたものを作るだけではなく、プロダクト視点からも自分の考えやアイディアが言えるような。エンジニアの技術を持ちつつ、サービスのことも考えられるような人たちと一緒に仕事がしたいなと思います。
せっかく自社サービスを展開しているし、自社サービスをもっと色んなところに応用していくためのアイディアがエンジニア側からも出たら面白いですよね。
そうすることで作るものの目的が明確になって、実際作るときも、面白みが増していくと思うので、そういう人たちがいっぱい増えるといいなと思っています。


ーRUN.EDGEで今後挑戦してみたいことはどんなことですか?

ビジネス視点を持って開発に取り組むことを心がけていきたいなと思います。ビジネス視点っていうと定義が広すぎてすごく曖昧ですが、顧客の課題にちゃんと向き合うというか、課題をちゃんと考えて、顧客が要求している機能についても、なぜそれが必要かという背景をまずしっかり理解する、ということを心がけていきたいなと思っています。
システムを作るにあたって、使う人がどういった場面で使うかや、どんなユーザーが扱うのか、などによっても異なってくると思います。最終的に利用する人が、どういう風に利用するのかを想像しながら設計や開発を進めて、自分の中でいいアイデアがひらめいたら、それをどんどん提案していけるようなエンジニアになりたいと思っています。
スクラム開発では、プロダクトオーナーが最終決定権を持ちますが、僕はそのサポート的なところをエンジニア目線でしていけたらいいのかなと考えています。


ー 行場さん、素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!


最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
RUN.EDGEの話をもっと詳しく聞きたい・興味があるという方はこちらのカジュアル面談応募フォームよりご連絡をお待ちしております!


この記事が参加している募集

オープン社内報

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?