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【続編】飛鳥・奈良時代からの歴史をたどる〜20世紀の文学まで

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好評につき、続編を室町時代中期からスタートしています。歴史は覚えるものではなく、その時代に生きた人物のストーリーをつなげていきながら理解していくとおもしろいです。また、20世紀は… もっと読む
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記事一覧

20世紀の歴史と文学(1940年)

文学の話に少し触れるが、明治時代から日清戦争、日英同盟、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦…

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20世紀の歴史と文学(1939年)

1939年が、第二次世界大戦勃発の年であることをハッキリと言える人は、どれだけいるだろう…

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20世紀の歴史と文学(1938年)

1937年に始まった「日中戦争」で、蔣介石率いる中国国民党と日本の関東軍は、終戦の194…

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20世紀の歴史と文学(1937年)

今日は、これまでの動きを改めて振り返りながら、1937年の出来事に触れよう。 日本の戦争…

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20世紀の歴史と文学(1936年)

1936年2月26日、恐るべき事件が起こった。 二・二六事件である。 犬養毅が暗殺された…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1935年)

1935年には、内閣総理大臣が斎藤実から岡田啓介に代わっていた。 斎藤実は、おとといの記…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1934年)

満州事変から政治家の暗殺まで、ちょっと重い話題が続いた。 第二次世界大戦が勃発した背景にどういった動きがあったのか、いろいろと分かってきた人もいるだろう。 今日は、ちょっと一息入れる感じで文学の話題に入ろう。 本シリーズの1930年でも取り上げたが、世間を騒がせた谷崎潤一郎の再登場である。 その谷崎潤一郎だが、『文章読本』(ぶんしょうどくほん)という随筆を1934年に発表した。 『文章読本』とは、小説家が読者向けに文章の書き方を分かりやすく解説した読み物であり、川端

20世紀の歴史と文学(1933年)

犬養毅が総理大臣になる前、犬養毅が所属していた立憲政友会は野党だった。 今で言うならば、…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1932年)

昨日の記事で触れたとおり、日本はこの年の2月に、満州全土の占領をほぼ完了した。 つまり、…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1931年)

今日から2週連続で、1931年から1940年までの期間を一気に駆け抜けていくことにしよう…

ランナウェイ
3週間前
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20世紀の歴史と文学(1930年)

一昨日からの3連載となるが、文学の話が出てきていないではないかという声が聞こえてきそうな…

ランナウェイ
1か月前
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20世紀の歴史と文学(1929年)

今日は「昭和の日」であり、昭和天皇の生誕123年にあたる。本シリーズでも触れたが、20世…

ランナウェイ
1か月前
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20世紀の歴史と文学(1928年)

1928年は、昭和3年であるが、この年になってやっと昭和天皇の即位の礼が執り行われた。 …

ランナウェイ
1か月前
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20世紀の歴史と文学(1927年)

とうとう昭和の時代が到来した。 1927年(=昭和2年)から1988年までは、完全に昭和の時代であり、1989年(=昭和64年)1月7日に昭和天皇がお亡くなりになるまで、激動の世の中であった。 昭和天皇は、即位したときは25才だったので、川端康成や横溝正史とは同世代だった。 明治時代は45年、平成は31年、令和はまだ6年目ということを考えると、いかに長い時代だったかが分かるだろう。 そして、昭和天皇の立場は、1890年(=明治23年)に施行された大日本帝国憲法において