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ヴァイオリンで唱歌を奏でよう

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ヴァイオリンを独学したい初心者向けのシリーズで、コンパクトにまとめました。ただし、一度はヴァイオリン上級者のチェックを受けることをお勧めします。 その後、唱歌の歴史にも触れていた… もっと読む
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記事一覧

唱歌の架け橋(第5回)

高野辰之や岡野貞一による『春の小川』や『朧月夜』などの文部省唱歌は1910年代初めに作ら…

ランナウェイ
3週間前
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唱歌の架け橋(第4回)

今日は、昔から多くの人に愛され、今でも訪日外国人に注目されている山に関わる名曲を紹介しよ…

ランナウェイ
3週間前
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唱歌の架け橋(第3回)

「菜の花や月は東に日は西に」という有名な俳句を詠んだのは、知る人ぞ知る与謝蕪村である。 …

ランナウェイ
3週間前
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唱歌の架け橋(第2回)

今でも親しまれている唱歌『春の小川』は、1912年に発表された。大正元年のことである。 …

ランナウェイ
3週間前
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唱歌の架け橋(第1回)

現代の私たちが、平安時代に詠まれた和歌を日常的に詠むことは、まずない。 平安時代の人々は…

ランナウェイ
4週間前
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【最終回】ゼロからのヴァイオリンマスター(36)

平日限定で、7週にわたって続けてきたこのシリーズは、年度末の今日をもって、最終回とする。…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(35)

いよいよ明日で最終回を迎えるこのシリーズであるが、今日の練習曲は、今までのおさらいに使える曲である。 まずは、ひととおり弾いてみて、現状の課題を見つけ、今後の上達のきっかけにできるとよいだろう。 その曲は、『蛍の光』(ヘ長調)である。 応用テクニックで紹介した「スラー」もぜひ実践してみて、歌うように弾けるかどうかやってみよう。 【蛍の光】 ドファーファファラソーファソ(G線→D線) ラファファラドレー(D線→A線) レドーララーファソーファソ(A線→D線) ラ

ゼロからのヴァイオリンマスター(34)

応用編は、残すところ今日と明日になるが、この2日間については、練習曲を1曲ずつ提案しよう…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(33)

ヴァイオリンマスターシリーズも、いよいよ今週で最終回を迎えるが、先週に引き続き、応用編の…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(32)

応用編の第2弾は、「スラー」である。 異なる高さの音をつなぐように、なめらかに弾く意味で…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(31)

さあ、今日から応用編である。 まずは、テクニックをひとつマスターしよう。それは、スタッカ…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(30)

30分の練習メニューの内容は、基礎的なものである。 したがって、これを毎日やったから大丈…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(29)

先週まで解説した「30分の練習メニュー」を改めて整理しておこう。 ①ボーイングの練習(5…

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ゼロからのヴァイオリンマスター(28)

いよいよ30分の練習メニューの最後の5分である。 昨日は、親指と小指が大事だという話をした。 親指については臨機応変に動かすということであったが、小指はどうだろうか。 実は、練習で小指を意識的に使っているかどうかで上達に差が出るのである。 例えば、ラの音は、D線上で小指で弦を押さえて出すのか、指で押さえずにA線を弾いて出すのか、2通りの選択ができる。 当然、A線を弾くほうが楽であるから、初心者はそっちを選ぶことが多い。 だが、それだと小指を使うことがほとんどなく、