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似顔絵を描いてもらいました。AIの時代になっても、残るもの〜おすすめのお店

週末に銀座にでかけました。
Instagramに投稿したら、そのままnoteに埋め込むことができるようになっていることに気づき、今日はお店のご紹介です。


今回お邪魔したのは、銀座のBAR「月光荘サロン 月のはなれ」。
創業100周年を迎えた老舗の画材店の月光荘が、銀座の雑居ビル屋上にあった倉庫をリノベーションして作ったサロンです。
屋上なのでバルコニー席では風を感じることができます。
元が雑居ビル屋上の倉庫だったとあって、エレベーター無しの5階にあるので、知る人ぞ知る…といったちょっと秘密基地っぽい雰囲気があります。

雑居ビルの5階まで上がると、そこ現れる樹木の中の居心地の良いバルコニー席とその奥のオシャレな空間。

月光荘は、大正6年創業の画材店で、与謝野晶子が名付け、また看板の文字も直筆なのだとか。お店のトレードマークの「友を呼ぶホルン」も与謝野夫妻を中心とした当時の文化人グループが一緒になって考案したのだそうです。
当時の勢いのある芸術家たちが集っていたという与謝野夫妻のサロンのようなお店、そんな空気が漂っています。

壁には画家の方の作品が展示販売されています。
あまりアートに触れる機会のないも気軽にみて、手にとれるチャンスを…ということでしょうか。

私が飲んだこちらのオリジナルカクテルも
「与謝野ブルームーン」という名前。
「許したまへあらずばこその今の我が身 うすむらさきの酒美しき」

さくらんぼは、シロップ漬けではなくて、お漬物です。

実はこちら14時からオープンしていて、昼間はカフェで、フード類も美味しいのです。
私は、お酒と一緒に注文したので、オクラのフリットや、ケサディーヤにしました。(名物はガンボ。店内のBGMはニューオーリンズJAZZでした)

でも、スイーツも
「月のレモンケーキ」
「黒糖香るバナナフォスター」
などなど美味しそうなのです。

そして、「アナタスケッチ」という絵描きさんがスケッチしてくれるシステムがあったので、お願いしてみました。
いわゆる似顔絵ではなく、席について会話を楽しんでいるところを描いてもらう感じです。

雰囲気出てる…と友人評。

これからは、めざましいAIの進歩で、作曲とか、イラストの領域はコンピューターがやってくれる時代になると言われていますが、その時の空気感とか、雰囲気とかそう言った現場にしかない感覚はAIの時代になっても人間ならではの領域として残るのではないかなぁと思いました。

そしてこちらのお店では、夜になると生演奏が始まります。こじんまりした空間なので本当に目の前で演奏を聴くことができます。(出演者一覧はお店のHPに出ていました)
で、お会計の時に一緒にポチ袋が付いてくるので、そのポチ袋にお会計とは別に気持ちを入れると全額が演奏家に渡るシステム。
壁面の絵の展示といい、アーティストを応援しようとしているお店のコンセプトが伝わってきました。
こちらのnoteの読者の方には、こんな空間を提案するお店に共感される方が多いのではないかなと思い、今日は、ご紹介してみました。


#おいしいお店 #このお店が好きなわけ


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