【共同通信杯】予想

【記事の内容】
①レース分析
②全頭診断
③評価ランク(S.A.B.C.D)
④最終結論
⑤回顧

[レース分析]


共同通信杯と言えば、ダービーに繋がるクラシックの登竜門として設立され、東京1800mのガチンコ勝負が繰り広げられるが、過去10年で日本ダービー馬はゼロ。あれだけ出世馬が続出の当レースにおいて、日本ダービー馬の優勝が過去10年で出ていないのは気になる要素で、共同通信杯≒ダービーという式は成り立たちづらい。
対して、コースやレース質全く異なるのに皐月賞では3勝している。メンバーレベルなどの問題もあると思うが、皐月賞>ダービーという関係性はありそう。

今年から、馬齢斤量になったことで全馬57キロの統一斤量で走ることになる。これが大きなポイント。昨年まで重賞勝つと自然と1キロupになり、実際に過去10年で57キロの馬→【1ー2ー1ー6】で、結果が奮わず…連対した3頭は全て後のGI馬。世代間の重賞勝ち馬でも、簡単に跳ね返される1キロ重斤量が今年からなくなり、GI馬のジャンタルマンタルには追い風となる。その他に素質馬揃いの今回、構図的にジャンタルマンタルVS素質馬という感じになりそうで、しっかり能力と適性、過去の特徴を加味しながら予想を展開していきたい。

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