【NHKマイルC】予想



【レース分析】

今年は異変な年。というのも…NHKマイルCが、GIへ昇格後の28年の歴史の中で、阪神JFの2歳女王と朝日杯FSの2歳牡馬が激突するのが、史上初。これだけでもレベルの高さが分かる上に、クラシックの第一関門の走破タイムに着目すると、今年の桜花賞は、1:32.2で歴代3位。皐月賞は、1:57.1の歴代堂々の1位という数字面でも分かるスピード能力に特化した世代、つまり、全体的なレベルが高い。また、これだけスピード能力合戦の世代で行われる混合マイルGI(NHKマイルC)は、レコード決着も視野に入れて予想に入るべきだと考える。
メンバーを見渡すと2強アスコリピチェーノ、ジャンタルマンタルの他にも粒揃いの顔が揃い、2強以外の馬が全体のレベルを上げているようにも感じる。予想のポイントとしては、①全体レベルが高い②究極のスピード決着の可能性③クラシック好走馬が参戦④鞍上の入れ替わりが激しかった⑤馬場が速い、このポイント5軸を中心に展開していく。

以下の内容は、各有力馬の分析を行い、それぞれS〜C評価にランク付け(S評価馬→通算【1ー1ー1ー1】)、枠と並びを見て、最終的な結論印の流れで予想を組み立てていきます。宜しくお願いします。

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