【フェブラリーS】予想

【記事の内容】
①レース分析
②全頭診断
③評価ランク(S.A.B.C.D)
④最終結論
⑤回顧


【レース分析】

今年のフェブラリーSのポイントが2つ。まず1つ目が、ダートのチャンピオンホースが不在ということ。想定1〜6番人気の中で、マイルのダートGIを制した馬はゼロであり、大混戦すぎる今年のフェブラリーS。GI馬のレッドルゼルは1200m、キングズソードは2000mのGIを勝利と有力所にマイルGI馬が不在なのは、珍しい。それぐらい、能力が拮抗しており、緻密な各評価の比較が重要になってくる。

2つ目が、ダート中距離で活躍してきた馬と初ダート参戦馬が多いということ。ポイント1つ目で取り上げたように、今年は例年よりレベルが低調で、複雑すぎるメンバー構成。故に、極端な適性が求められる東京ダート1600mにおいて、各々の適性を無視して使ってきた馬が多数おり、難解な一戦。毎年、東京ダート1600mの適性があるか否かを軸に予想を展開するが、今年はまず力関係と近走の内容と充実度を軸に、この舞台で花咲かせられる馬はどれか?を展望していきたい。

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