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MidjourneyのプロンプトをChatGPTで簡単作成してしまうワザ


はじめに

生成AIで絵を描くとき、自分でプロンプトを作って入力する必要があります。慣れてくるといいのですが、最初は難しかったり英語での入力に手間取ったりするでしょう。

そこで、今回はChatGPTを使ってMidjourney用のプロンプトを簡単に作れないか試してみました。

*ここで記載している内容は2024/4時点の情報です。サービスの料金、内容、画面は変わることがありますのでご理解ください。


Midjourneyプロンプトジェネレーター

ChatGPTにはFeaturedGPTsという形で、いろいろな機能が提供されています。Midjourneyのプロンプトを作成する機能も提供されていました。
*利用にはChatGPT のPlusプランへの加入が必要です。


どうやらこれを使うと簡単にプロンプトを作成できそうです。
早速試してみましょう。

実際に試してみる

廃墟化した東京タワーの風景を作ってみようと思います。
試しに以下の内容をChatGPTに入れてみました。

すると、以下のようにプロンプトが生成されました。
パターンもひとつではなく複数出てきているようです。

これをMidjourneyに入力してみます。
そして生成された画像がこちら…。

廃墟化した東京タワー、早朝の時間、印象的な風景、斜め上から見下ろすアングル、鳥、サイズ、すべて実現されていますね。
英語でプロンプトを作成したくない場合、これを使うとかなり楽に画像生成できるようです。

通常のChatGPTで生成

ちなみに、通常のChatGPTで同じことができるかも試してみます。
無料のChatGPT 3.5を使ってみましょう。

以下のようなプロンプトが生成されました。

文章の形になっていてプロンプトぽくはありませんが、とりあえずMidjourneyに投入してみます。

そして生成された画像がこちら…。

廃墟化した東京タワーは上手く表現されていますね。
一方でアングルやサイズは反映されていないようです。
悪くはないけれど、プロンプトの形ではないのでいまひとつ、といったところでしょうか。

日本語プロンプトの不思議

ちなみに日本語でプロンプトを入力するとこのようになりました。

東京タワーくらいは認識されているものの、他はダメですね。
日本語は未対応なので当たり前ではありますが、一部認識されているのは少し興味深いところです。

まとめ

今回はMidjourney用のプロンプトをChatGPTで簡単に作成する方法を試してみました。
ChatGPT Plusに加入しないといけませんが、利便性とクオリティを考えると使うとかなり便利だと思います。

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