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大学院進学・修士論文/卒業論文執筆に向けておすすめ4本

割引あり


#都市系ブックソムリエ として、おすすめ本を紹介していきます。最初は都市系でもないのですが。

まずは、就職活動の早期化もあって、大学院進学など進路選択も早くなっている印象。既に都市計画研究室(泉山ゼミ) @izumiyama_lab では、大学院進学の相談や研究室訪問なども受け付けています。 都市計画研究室(泉山ゼミ)では、修士論文に取り組んでいきますが、卒業論文などで、研究計画の書き方や論文の基本的な技術を身につけていかないと、修士論文は太刀打ちできません。 ただ、最近は、本を読むことや書く技術も意識的に身につけないといけないと痛感しています。 そこで、僕からおすすめの本を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。


1.増補改訂 研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成まで

▶︎こちらは、私も昔大学院進学にあたり、研究計画書の作成など大学院進学に向けて読んだ本の増補改訂版です。研究計画書ってどんなもの?など研究とか大学院についてあまりわからない状態の人にはおすすめです。

2.卒論・修論研究の攻略本:有意義な研究室生活を送るための実践ガイド



▶︎卒業論文、修士論文の攻略本。最近出た本で、学生も親しみやすいタイトル、表紙ではないでしょうか。今の学生に向けて読みやすい印象があります。ぜひ攻略して、自分なりの論文を築いて欲しいです。

3.新版 考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則


▶︎この本は、私が社会人に入った際に読んだ本で、タイトル通り、考える技術、書く技術の基本を紹介しています。ロジカルシンキングを身につけないとという動機でしたが、そもそも卒業論文、修士論文で身につけないといけないもの。その型となる技術が体系だっているのでおすすめです。これを知って論文を書いていたらと後悔した想いがあります。書くことに少しなれたら読むと良いでしょう。

4.書くのがしんどい


▶︎タイトル通り、近年書けない人が多い中で、書くのがしんどい人向けの本です。論文だけでなく、ソトノバなどのメディア記事の執筆に向けても参考になります。書くネタ、わかりやすい文章、書く習慣などまさに「書く」にこだわった本です。敷居も低いところも良いかもしれません。

ちなみに、都市系に絡めて言及もしていきましょう。
都市系は、大学・大学院で論文に取り組む人が多いです。もちろん、都市系の設計に取り組む人がいてもいい。 しかし、文章を書くという場面は、都市系では非常に多いことは、言わずもがなでしょう。

・自治体など行政:

計画や行政文書、公募書類、庁内調整などの文書作成はそもそも非常に多いです。計画内容はもちろんのこと、計画の意図から市民への説明まで様々な場面があります。

・都市計画/建設コンサルタント:

行政とともに計画の文章ほか、仕事をとるのにプロポーザルで提案書を書いていきます。そして、様々な会議資料、説明資料、そして、最後には報告書に取りまとめています。

・ゼネコン/組織設計事務所(都市開発):

企画提案書・提案資料、報告書・進捗資料、設計仕様書、契約書や合意書の作成・検討、市場調査、環境影響調査などの研究・分析レポートなど様々な場面での提案の意図やデータ、設計や工事との調整・マネジメント関係の資料作成が求められます。

・不動産デベロッパー:

プロジェクト提案書、市場調査、財務分析、開発計画・事業計画、契約書・合意文書、プロジェクト進行報告と評価など様々なデータや開発構想、プロジェクトマネジメント、ファイナンスなどにおいて、論理的な文章や思考が求められます。

・エリアマネジメント団体:

事業計画書・活動提案書、助成金申請書・報告書、契約書や合意書、広報資料・メディア記事・プレスリリース・SNS、地域分析・市場調査報告など、エリア・地域のビジョン・目標や活動目的を明確に論理的に分析、伝えることが必要で、コミュニケーションや効果的な発信などにも求められます。

そもそも採用の際に小論文が求められることが多いです。どれだけロジカルシンキングや文章を書く技術が備わり、そして、自分なりの独自性のある論を展開して文章で表現できるか。
そう。書く技術やロジカルシンキングの先には、自分の論が求められます。

いかがでしたでしょうか。
実は、都市計画研究室(泉山ゼミ)でも、これから3年生は卒業論文に取り組み始めます。さらに、大学院進学、修士論文、就職活動と、文章を書くことと研究・論文に取り組むこと、大事な考え方、スキルや技術を身につけるスタンス、姿勢から身につける必要があるなと感じています。 自ら主体的に学ぶ。練習なくして試合では活躍できない。など、皆さんの成長にあたって、身につけるものと身につけ方を手に入れよう。

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