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【中1向け】GW中どのように過ごすか?1学期中間テストってなに?何をすればいいの?を丸ごと理解!

こんにちは、類塾オンライン教室の山本です。

 中学1年生の皆さんは、中学生活が始まり、もう少しで1ヵ月が経とうとしております。学校生活は順調に送っておりますでしょうか?

 GWが明けるとすぐ、テストが始まります。GW中にどのように過ごしたらいいか、また何をすればいいのか?わからない人も多いのではないでしょうか?今日は中学1年生向けに1学期中間テストに向けての心得を共有していきたいと思います。要チェックです。


1.1学期中間テストとは?


 中学1年生1学期の中間テストは、入学して初めての定期テストです。3学期制の学校では5月中旬から下旬ごろ、2学期制(前期後期制)の学校では5月下旬から6月中旬ごろの間に行われることが多いようです。オンライン教室の中学生は比較的16日~と早めの生徒が多かったので、準備が必要です。

 入学して間もない時期でもあり、小学校にはなかった「定期テスト」に対して、緊張や不安を感じる中学1年生も少なくないでしょう。このテストで好成績を収められれば、その後の学習意欲も高まりやすいので、しっかり勉強していきましょう!

2.なぜ1学期のテスト(中間・期末)が大事なの?


 ある研究機関が「苦手科目はいつから苦手だと感じましたか?」という質問を中3生にしたところ、一番多かった答えが「1年生の2学期」だったそうです。また、その比率が高かったのが英語と数学でした。
 こちらの調査の中では、中学生の勉強の土台ができていない生徒の事例が紹介されていましたが、定期テストの平均点が、1学期の中間テストが最高点で、期末テストでぐっと下がり、その後、下がり続けています。(下図)

勉強の土台ができていない生徒の事例


 一方、1学期にしっかり勉強の土台を固め、中学生向けの勉強習慣を身につけた生徒は、1学期中間テストとその後のテストも90点台をキープし続けました。
 つまり、ここから言えることは、苦手と感じてからだと遅いということ。だからこそ、1学期中間・期末の勉強の仕方を身につける必要があるということです。ですから、1年生の今の時期、部活やクラブが始まり大変な時期かもしれませんが、自分のペースで勉強の仕方を身につけてほしいと思います。

3.中間テストの勉強を始める時期と準備


中間テスト対策は1ヶ月前からが理想
 行事予定表が配布されたら、すぐに中間テストやその他行事(体育祭の日程)を確認し、学習スケジュールを立てるのがおすすめです。部活の試合や、行事などでせっかくの土日を勉強に充てられないこともありますので、オンライン生は4月初旬にテスト日程を回収し、学習計画を作成しています。

まずは範囲を確認しよう
 テスト勉強を始める際には、まず範囲を確認しましょう。1学期中間テストは、簡単に言えば「入学してから習ったことすべて」ということになりますが、教科担任の先生の試験範囲に関する話をしっかり聞くようにしてください。

普段からできるテスト勉強
 1カ月前というと、まだテスト範囲表は配布されていない時期ですが、範囲表がなくてもテスト対策はできます。授業で習ったことがほとんどそのまま出題されるからです。日々の授業でノートをきちんと取り、宿題にもしっかり取り組んで、疑問点があればすぐに先生に質問する。これが「普段からできるテスト勉強」です。
 *英検を受験する方は、5月下旬~6月上旬に会場で実施されるかと思います。テスト期間中も単語のチェック・過去問の解きなおしなど中間テスト後も含めた学習計画が必要です。

中間テスト勉強に必要なものを揃える
 テスト対策を始める際には、次の点を必ず確認しましょう。
☑ノートはすべて取っているか
☑ワークの解答は確認できているか
☑授業で配られたプリント類はそろっているか
☑その他、問題集などの副教材はあるか/ないか

ノートやプリントの整理ができていなかったり、欠席した日の分が抜けていたりすることがあります。漏れがあれば友達に聞くなどして早めにそろえて、テスト勉強をスタートさせましょう。

4.テスト勉強の照準・勉強法・GW中にすべきこと


 学校でもらう教科書準拠のワークや問題集をやっておけば、8割程度は十分取れます。なぜなら出題元になることが多いからです。(もちろん学校によっても違いますので、傾向を掴むことが大切です)

学対・反復講座でお伝えした内容

 しかし、実際の得点率は平均で6割程度と言われています。学校ではテスト前にワークや問題集に取り組ませることが多いのですが、それで平均が6割にとどまっているということは、ワーク・問題集の「やり込み不足」か「正しい勉強法ではないから」だと考えられます。効果的な勉強法(暗記法)に関しては別のブログで紹介しています。

したがって、①ワークや問題集、類塾の課題を毎日、コツコツ進めること(反復学習と分散学習)、②間違えたところは☑を入れてテスト前に復習できるようにすること、③教科書の音読など勉強法を確立させることと進めることをGW中は意識してください。

5.中間テストまでの具体的なスケジュール感

1.テスト1ヶ月前の勉強
中学1年生1学期中間テストの1カ月前というと、4月中旬から下旬ごろ。中学校の学習がようやく始まったばかりの時期です。
この時期にはまず、「あと1カ月で初めての中間テストだ」と意識することが重要です。その意識があるかどうかで、普段の学習への姿勢が大きく変わるからです。毎日の授業や宿題にきちんと取り組み、疑問点があれば調べたり、質問をしてください。
また、GWを利用して、この時期までに習った範囲の復習をすることも非常に有効です。特に数学や英語など、最初につまづきやすい教科は特に気をつけましょう。

2.テスト2週間前の勉強
2週間前になるとテスト範囲表が配られる場合も多く、多くの生徒がテストを意識し始めます。日頃から授業や課題・復習にしっかり取り組んでいれば、この時期には一歩進んで、ワークや問題集を繰り返し解く段階に入れます。1度目に解いて間違ったところをもう一度解き直し、それでもできなかったところは3度目に挑戦して、できない問題をつぶしていきましょう。

3.テスト1週間前の勉強
 ここまでには必ずワークをほとんど終わらせてください。間違いなどはチェックをつけるなどして間違いが「見える化」するようにしておきましょう。1週間前は総復習の最終段階に入り、もう一度全体を見直して、少しでも自信がない部分を解き直してみましょう。学校のワークや問題集の問題ならすべて解ける、という状態にすることが目標です。★この段階で意識してほしいのは「なんか不安だな、知識があやふやだな」というモヤモヤを逃さないこと!!この感覚が鈍ると今後に響きます(*_*)

4.3日前の勉強
テスト3日前には、5教科すべてについて「範囲の問題はすべて解ける」と言える状態になっているのが理想です。覚えたことを口に出して人にプレゼンするように説明するのもよい確認になります。また、テスト直前には、特に重要なポイントを先生が授業の中で強調することもありますので、聞き逃さないようにしてしっかり復習しておきましょう。

最後に

 中学1年生は初めてのテストが始まりますので、「不安だな」「ここが苦手だな」と思うところは遠慮なく、相談してください。おひとりおひとり丁寧に質問対応・相談させてもらっています。
 類塾オンライン教室では、定期テストの勉強はもちろんのこと、Atama+というAI教材で、自分の「できない」単元までさかのぼり、苦手を克服することも大切にしています(再構成学習)。
 このGW期間はゆっくり身体を休めながらも、やるときはやり、メリハリのある生活を心がけてください。

 


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