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お金に縛られていたくない

お金って不思議ですよね。あってもあっても足りない気がします。
結局、いくらあっても安心できないようになっているのかなとさえ思います。

まあ、そんなにたくさんお金を持ったことなんてないのですが。
しかし、学生の時よりも社会人になった今の方が経済的には余裕があるはずなのに、なぜか今の方がお金の心配をすることが増えました。

学生の時よりも支出が増えたからというのもありますが、それにしても大人になってからはお金に縛られているような感覚になります。

しかし考えてみれば、私はそんなにお金を必要としているわけではなかったはずなのです。

以前、「仕事に行きたくないっていうだけの話」という記事で、私にとっての幸せは「猫を膝に乗せながら美味しいコーヒーを飲んで好きな本を読んでいる時」といったのですが、それは今でも変わっていません。

コーヒーも高級なものではなくてカルディのイタリアンローストというコーヒーが好きですし、本は図書館から借りて読むので書籍代もかかりません。
家猫とゴロゴロするのが好きなので出かけることも少なく外食も多くありません。

旅行は好きですが、年に数回行ければ満足ですから、毎月どこかに出かけることもあっりません。

要はインドア派というか、引きこもり体質です。

映画も、映画館に行くよりは家でアマプラ見ている方がいろいろな作品が見れるので好きです。

お絵描きもポスカで落書きするくらいで十分楽しめます。
落書き程度の画力しかありませんし…


考えられる限り私の趣味を書き連ねましたが、お金のかかる趣味はほぼありません。


そう、私はお金のかからない女なのです。
経済的ですね。

なのになぜちゃんと働いてお給料をもらっているのに不安なのでしょう。
収入は決して多くはありませんが、毎月もらえているし支出も多くありません。

普通に考えたら現状は安心して暮らせる状態のはずです。

でも、不思議とまだまだ稼がないといけないような気がしてくるし、経済的な生産性のない時間がもったいないような気もしてきます。

このお金に対する強迫観念はどこからきているのでしょう。

副業や資産運用などの情報が巷には溢れていて、まるでそれをしていないと将来生きていけないとでもいうようです。

昨今の政治や経済は混沌を極めていて、且つ私はその分野に詳しくないので経済的なことが正しくわかっているとは思いません。

しかし、それにしても世間に流布されている「稼げ」「資産を増やせ」というメッセージは洗脳に近いものを感じます。

そして私はそのような世間の強いメッセージにたびたび押し流されて、「もっとお給料の高い仕事に転職した方がいいのかな?」とか「もっと稼ぐために趣味の時間を削って副業を始めないといけないのかも」などなど悩んでしまいます。

副業自体は生活の安定につながったり、スキルアップになったりするのでいいと思いますが、私の場合は「収入を増やさないといけない」という強迫観念によって始めようとしているところが問題です。

そんな動機で初めても不安は消えないし、目標も楽しみもなくて続かないと思います。

そもそも前述したように、私はお金のかかる趣味もないし、別段お金持ちになりたいわけでもないので、お金をたくさんも求める必要もなかったはずです。

私に必要なお金は多くないし、必要十分で満足です。



私にとって大事なのは、必要以上に稼ぐことでも、資産を増やすことでもなくて、もっと自分の内面世界を充実させることだったはずなのです。
そのために趣味や自由な時間が必要なんです。


なのにそんな自分の軸となるような価値観を忘れてしまいがちです。

世間に流されて…ってまるで世間のせいみたいにいってますが、自分の価値観をビシッと確立できていないから迷い、戸惑うのだと思います。

私は記憶力が悪いし、流されやすいのできっと何度も忘れてしまうでしょうが、こうやって文字にして記録しておくとその度に思い出せると思います。

日記はこうして備忘録のようにも使えるので便利ですね。

もっと自分軸を大切にしていきたいです。

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