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朝一の言葉。

ryotaです。

僕は一日の一番最初に目にしたり耳にする言葉を大切にしている。

一日の中でも朝は一番思考がフラットで、何にも偏っていない。
たとえ前の日の晩にほぼ徹夜で課題や仕事をしていて眠る前には頭の中が支配されていたとしても、一度眠って朝を迎えれば何故か頭の中がスッキリしている。
不思議なもので、一度眠ると思考がリセットされていて、白紙の脳みそで朝を迎えることができる。

僕はその白紙に最初に何を書くのかをいつも気にしている。
僕は一日という時間をかけて一枚の絵を完成させていく。
"一日の絵"を描く上で最初の一筆はその日の絵の方向性と出来栄えを大きく左右すする。

だから一日のはじめを偏った言葉で始めたくない。
朝一番ではニュースも見ないし新聞もSNSのチェックも絶対にしない。
一日の最初の一筆が偏ったものだと、その一日の絵は偏ったものにしかならない。
それはつまり、偏らなかった場合に得ることができたかもしれないあらゆる出会いを排斥してしまうことだ。

僕は一日をカラフルな絵にしたいと思っている。

だから最初の一筆は、次にどちらの方向にでも筆を動かすことができるニュートラルな筆の入れ方を心がけている。

具体的には。
朝日をぼーっと眺めたり。
雲の流れを目で追ったり。
木の葉っぱの枚数を数えてみたり。
ベランダに出て直に暑さや寒さを感じたり。

身の回りで小さく変化しているものにそっと関心を持ってみる。
ああ、ゆるりとした一日の始まりだこと。

静かな始まりから、実直に彩り豊かな絵を描いていく。
そんな日常を僕は暮らしていきたいんだなあ。

ryota

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