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「上手い文章」は空想? 上手く書けない本質的な原因

ライティングにそれ、邪魔かもしれませんよ?

「相手に伝わるように上手い文章で書きたい」
書き手なら誰もが思っている。

思うように書けないと悩む人はおおい。

ちょうどいい表現が浮かばない。
書き出した文章を読むと違和感がある。
思っているより、自分って文章ヘタなのかな、、、

今週、投稿の下書きを4つ作って、3つ消した。
せっかく下書きストックができたのに、もったいないけど。

思うような記事にならなかったから。
「うまい文章が書けなかった」と感じたから。
記事の品質には自分なりにこだわりたい。

何本記事を書いても、いまだに上手く記事が書けない。
理想にほど遠い文章をみて、がっかりする毎日。

「向上心があっていいことだ」
と自分で励ましてはいる。

多くのファンをもつ有名ライターさんを見ていると、
シャープな視点でスラスラと書き出し、できあがる記事は上手な文章。
難しいテーマもこともなげに書いているイメージがある。

自分と違いがどこにあるのか?

プロライターのように「上手く」書きたい。
「上手い」表現で魅了したい、すごいって言われたい。

でもその
「上手く書きたい!」
「上手い文章を!」
落とし穴だとしたら、、、

「上手い文章」は存在しない?

悩んでいるなかで、ふと思った。
記事は「上手い」よりも「伝わる」ことにフォーカスするべきではないか?

賢く見えそうな熟語や、流麗な言い回しをつかうのは、上手く書いたと思いたいからだ。
難しい四字熟語をつかって、小説家のような美しい文で書けたとしても、伝わらなかったら意味がない。

よく言われるように「上手い文章」の定義は存在しない。
書き手の数だけ上手い文章への考えはある。
決まった意味はない。
無いんだそんなものは。

そんな曖昧なことにこだわるから書けなくなる。
曖昧さはライティングの敵だ。

記事設計にしても
• 読者ターゲットが曖昧だと刺さらない
• その記事で言いたいことが明確じゃないと伝わらない

曖昧な認識だといいものは生み出せない。
理解できていないものは伝わらない。
解像度が低いといってもいい。

「上手い文章を書く」よりも
「伝わる文章を書く」ほうができそうだし、読み手がつくと思わないだろうか?

上手く書こうとすると上手く書けない。
トンチのようだけど、上手く書くことは一度忘れてしまおう。

プロの小説家や詩人ではないのなら、
まずは「読者に伝える」を意識するのがいい。

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