読者が理解しやすい言葉選びを。僕の常識は世間の非常識ってこういうこと?
僕は先日作成した記事のタイトルを
「話題のリスキリングよりも、文章術を学ぼう」とした。
小学校5年生でもわかるように書く。
ライターならこの言葉を一度は聞いたことがあるはず。
文章術の本でもよく語られる基本テクニックだ。
専門用語を使う、今話題のフレーズを記事に入れる。
しかし、その言葉を知らない読者の離脱に繋がってしまう。。。
「リスキリング」とは、技術革新やDX推進(デジタルトランスフォーメーション)に対応できる人材育成のために、必要な知識や技術を学ぶ・学ばせることだ。
よく考えてみると「リスキリング」という言葉を知らない人は多い。
某アフィリエイト関係企業の2023年8月の調査では、全国10代~60代へのアンケートで「知っている」と回答したのは47.8%だった。
自分が知っているから、みな知っているだろうと思い込み「リスキリング」を記事タイトルに使った。
でも、普段新聞をしっかり読む人は今の時代そんなにいない。若い人、特にZ世代と言われる20代は少ないだろう。
SNSでは時事ニュースよりも、自分の好きな分野か、フォローしている人の発信を見るのがほとんどだろう。
勉強家の僕たちは常識を疑おう
自分の常識で考えてしまうとこういう失敗をする。
だからその言葉を使う前に
「この言葉は小学校5年生でも知っているかな?」
と確認する意識を持つといい。
読者は頭に? がでたら離脱してしまう。せっかく記事を書いたのに読んでもらえない。
「新しいスキル」なら小学校5年生でも通じる言葉だ。言葉選び一つで記事のクリック率が大きく変わる。
せっかく気合を入れて仕上げた記事、的確な言葉を選びたいものだ。
文章に真剣に取り組んでいる人ほど、本を読み学習して難しい言葉を知っている。
本気で読んで欲しいのなら、読者が理解できる言葉か? を意識して書いていきたい。
全力で書いた記事をアップして読まれない切なさよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?