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国際薬膳師の資格を取得しました

 鹿児島県で病院事務長をしながら鶴喰キャリアコンサルタント事務所でキャリア形成支援を行っている鶴喰(つるばみ)https://twitter.com/ru_ba_goです。

【国際薬膳師とは】

 この度、2024年度「国際薬膳師」「国際薬膳調理師」の試験に合格しました。
国際薬膳師とは、薬膳の理論・実技の水準を鑑定する、薬膳における最高の資格です。
数年間薬膳の学校に通学または通信で教育を受け、卒業試験(筆記と実技)にクリアした後、国際薬膳師受験資格を得て受験します。

(試験科目8科目)
・中医基礎学
・中医診断学
・食材学
・弁証施膳
・中薬学
・中医営養薬膳学
・中医内科学
・方剤学
※上記8科目全ての基準をクリアし、かつ総合点もクリアした場合に合格。1科目でも基準点を満たさないと不合格。

(試験方式)
・筆記試験

(試験日)
・年1回(2日間)

国際薬膳師試験概要

正直、働きながらの勉強は本当に大変でした。
薬膳と言えど、学ぶ内容は中医学(東洋医学)なども幅広く学びます。
加えて試験はマークシートではなく筆記試験の為、しっかり知識を覚える必要もありとても苦労しました。
それでも何とか駆け抜けた数年間でした。

【そもそも薬膳とは】

 多くの人が、「薬膳」と聞くと、漢方薬や見たこともない植物や根っこ等を用いて料理を行うものとイメージするのではないでしょうか。
勿論、それもありますが(それは主に中薬と言います)、身近な食材である肉や野菜・果物などを特定の体質や不調の改善に向けて料理をすることも立派な薬膳と言います。
ある特定の不調を改善する為にスーパーの食材を用いてもそれは立派な薬膳となります

つまり、全ての食べ物ひとつひとつに「方向性」や「効能効果・意味」があり、特定の症状に対して、オーダーメイドで食事やお茶等を提供(薬で言うと処方のイメージ)することが本来の薬膳です。

よって、世間で多く見受けられる万人向けの「薬膳カレー」等は本来の主旨である特定の症状等の改善に向けてではなく、かつオーダーメイドからも外れているので、正式には薬膳とは言いません。
「薬膳=健康的」というイメージを利用した食べ物に過ぎません。

【なぜ薬膳を学ぼうと思ったのか】

 今まで多くの方にキャリア支援をさせて頂く中で、キャリアに悩みや不安がある方々の多くは体調が優れない人が多いと気づきました。
さらに、体調が優れない人ほど、食にも気を遣えていないという悪循環感があるケースが多いなと。

東洋医学の概念で「心身一如(しんしんいちにょ」があります。
心と身体は繋がっていて、心の不調が身体の不調を、身体の不調が心の不調を招きます。
つまり心と身体は一体で影響し合い、繋がっているということです。
心と身体が良い状態で繋がっていて初めて良いキャリアを描くことができると私は考えています。
よって、私は心=身体=キャリアは全て繋がっているからこそ薬膳を学ぼうと思いました。

また、薬膳もキャリア形成支援も本質は「オーダーメイド」です。
ひとりひとり体質も違えば、価値観も違う。強みや才能も異なる。

個人に合った食とキャリア支援を行い、外側だけでなく、内側からもアプローチをしてこそ
本当の意味でのキャリア支援だと思いました。

【今後の活動は何をするのか】

 実家が惣菜屋(キッチンつるばみ)を営んでいる為、薬膳理論等に特化した薬膳惣菜料理の提供をしたいと考えています。
また、各々の体質や症状改善に向けた薬膳茶の販売準備も進めています。

キャリア支援とセットで、心も体もキャリアも本当の自分が望む未来へ進む手助けができればと考えています。

「人は食べた物でできている」
つまり
「食を正せば、人生(キャリア)が変わる」


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